医和生会(いわきかい)やがわせデイサービスの2年目新卒職員・鈴木がこのほど、ご利用者様に生活習慣病予防の講話をしました。感染症予防の講話をした去年に引き続き2回目の取り組み。緊張していた去年よりも落ち着いて、ご利用者様に健康を呼び掛けました。
● 去年に引き続き2回目
鈴木は昨年春に高卒で入職後、やがわせデイサービスで介護職として働いています。初めてご利用者様に講話したのは昨年末(※)。高校では学ばない感染症予防に理解を深めてほしいという管理者の提案で挑戦しました。「人前で話すのが苦手」という鈴木でしたが、いい経験に。2回目となる今回の講話は5月に予定していましたが、新型コロナの影響もあって今月に延期していました。
● 自分で調べ、考え、準備
前回は先輩職員と一緒に調べて学んでいましたが、今回は「生活習慣病」というテーマだけを示して、鈴木が主体的に学ぶようにしました。準備期間は2カ月間で、生活習慣病とは何かを勉強。それを分かりやすく伝えるために構成を考えて、心臓や血管などのイラストを描いた模造紙も用意。発表の台本、ご利用者様に考えてもらうためのクイズ、予防体操も準備しました。
↑鈴木が制作した説明イラスト
● 生活習慣病の予防を呼び掛け
今回は11月27、30の両日実施。白衣をまとった鈴木は助手役の先輩職員とペアで発表しました。「生活習慣病とは何か」「糖尿病」、狭心症や心筋梗塞をいう「心疾患」、脳梗塞や脳出血などの「脳卒中」、「がん」などを説明しました。鈴木は生活習慣病の予防方法として「『一無』『二少』『三多』を心掛けてください」とアドバイス。「一無」としてタバコを吸わない(「無煙」)、「二少」として食べ過ぎ飲み過ぎない「少食」と「少酒」、「三多」として十分に体を動かし休んで社会と接点を持つ「多動」「多休」「多節」を挙げました。クイズは「高齢者の何人に1人が高血圧か?」「ポテトチップス、どらやき、ようかんの中で脂質が多いのは?」などを三択で出題。「運動器の衰えで運動機能が低下する状態」を出題した難問では、「ロコモティブシンドローム」と分かったご利用者様がお一人いらっしゃり、すごいと周りから拍手。体操は助手役が見本をし、座ってできる運動を紹介しました。
● 「次はもっと余裕を持ってできるようになりたい」
鈴木は「(ご利用者様が)一緒に体操してくれ、『理解できた』との声も聞けてうれしかった」と振り返り。「前回ほどは緊張しなかった」といい「前回は早口でつまずいていたので、そうならないように注意した」とも。「先輩のように楽しく、アドリブを交えて、台本を見ずに周りを見る余裕を持ってできるようになりたい」と、目標を語りました。ペアで発表した先輩職員は「前回よりも話せていた印象。忙しい中で自分でスケジュール管理して準備できていたし、成長している」と実感。「将来的にはこの経験を踏まえて後輩を引っ張っていってほしい」と期待を込めていました。
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