遠藤 邦彦
医和生会(いわきかい)通所リハビリテーション
理学療法士
2021年度中途入職
仙台医健専門学校(現:仙台医健・スポーツ専門学校)理学療法科
先輩の声
SENIOR VOICE
遠藤 邦彦
2021年度中途入職
仙台医健専門学校(現:仙台医健・スポーツ専門学校)理学療法科
病気やケガで日常生活が不自由になった方、加齢により身体機能が低下した方に対し、ご自宅で生活が送れるようにリハビリテーションを提供しています。地域社会で暮らす方の生活に寄り添い、自分らしさを取り戻す助けとなる仕事です。
具体的な仕事の内容としては在宅生活の課題を解決するための「リハビリテーション計画」立案と目標達成のための機能訓練や生活環境の調整です。他にも担当者会議へも参加して利用者様と、そのご家族様やケアマネジャー様へのリハビリテーションの経過報告を行いながら、専門的な視点から在宅生活を送るためにより良い支援の提案を行っております。
医和生会の通所リハビリテーションは短時間型の通所リハビリテーションです。午前の部と午後の部に分かれています。食事や入浴等の支援は提供しておりませんが、利用者様がリハビリテーションへ集中することが出来る環境を整えています。在宅生活の課題を解決するために機能訓練や生活動作練習へ重点的に取り組むことが出来ます。スタッフとしても同様に理学療法士としての専門性を活かしたリハビリテーションを提供する環境があります。
医和生会は山内クリニックの外来診療の他にも通所や宿泊、訪問等の在宅医療も展開しています。多職種との連携を取りながら地域社会で暮らす方の生活を支える一員として理学療法士の専門性を活かすことができる環境は医和生会だからこそできる仕事だと感じています。
公園の散歩を再開するため通所リハビリテーションの利用を開始された利用者様が印象に残っています。血圧が高かったため運動を十分に行うことが出来なかった利用者様でした。散歩の再開を焦る利用者様へリハビリテーションの経過を伝え、過度な運動とならないように配慮しながら運動へ取り組んでいただきました。また通所リハビリテーションで測定した血圧の値は主治医の先生へ情報提供を行いました。薬を変更していただいたことで血圧の値が落ち着き、心肺への負担を減らした状態で公園の散歩を再開することが出来ました。
今まで「出来なかったこと」が「出来ること」に変わったことで明るい表情を見せた利用者様と、ご家族様から感謝の言葉を頂けたことは貴重な経験となっています。
医和生会は外来診療の他にも通所や宿泊、訪問等の在宅医療も展開しています。様々な職種が専門性を活かして地域社会で生きる方の支援にあたっています。通所リハビリテーションでは多職種連携を担う理学療法士として経験を積むことが出来ます。
利用者様が地域社会で再び自分らしく生きていけることを共に喜ぶことが出来る方と一緒に働けることを楽しみにしています。