佐藤 梢
ショートステイ
生活相談員(社会福祉主事)
2016年度新卒入職
東日本国際大学
福祉環境学部 社会福祉学科
先輩の声
SENIOR VOICE
佐藤 梢
2016年度新卒入職
東日本国際大学
福祉環境学部 社会福祉学科
私は、新入社員研修後、ショートステイに配属となりました。
ショートステイには、生活相談員、看護職、介護職が配置されており、その中の生活相談員と介護職を兼務しています。ご利用者様の食事、排せつ、入浴などの介助、ショートステイの場所で和やかに生活していただくためのコミュニケーション活動のほか、夜間も不安を与えないよう巡視や排せつ介助を行う夜勤業務をしています。住み慣れたご自宅と同じように、昼も夜も気兼ねなくのびのびと生活ができる第二の我が家となれるように、というコンセプトを持ち、生活のお手伝いをしています。
医和生会(いわきかい)は、新入社員研修が充実しています。約二ヶ月間で医和生会の理念や活動を学習する座学、医和生会(いわきかい)で運営している3カ所の介護現場での実践体験ができます。配属された現在のショートステイも、約4週間の研修期間があり、すぐに介護に携わるのではなく、先輩スタッフから業務の流れや介護のノウハウを教えていただき、ステップを踏んで仕事を覚えることができました。大学生活では、座学ばかりで介護実践をした事がなかったのですが、段階を踏んで業務を学ぶ事ができたからこそ、ご利用者様にも不安感を与えることなく介護を行う事ができました。上司との定期的な面談もあり、どんなに小さな業務に対する不安や悩み、疑問点でも聞き入れてもらえる環境です。
ご利用者様に「あなたがいるから、またここに来たかった」と言っていただけたことがとても印象に残っています。ショートステイは、日によってご利用者様が違います。ご利用者様にとっては、自宅とは違う分からない事ばかりの場所に来た不安感や、人に気を遣う疲労感があります。私は、ご利用者様が抱くマイナスの感情を少しでも緩和したいと思い、一人一人の好きなことや得意なことを覚え、笑顔を心がけて接していました。だからこそ、ご利用者様が心身ともに安心してくださり、「また来たい」と思っていただけた時は、とてもうれしかったです。そして、ご利用者様からいただけたその一言が、現在の私のやりがいにつながっています。
仕事は、自分の知らない事を学ぶ楽しさや新しい事の発見であふれています。自分が何をしたいのか、将来こうなりたいと思う姿を大切にして、就職活動を頑張ってください。