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先輩の声

SENIOR VOICE

先輩の声

 

草野一生

ショートステイ・リーダー
生活相談員(社会福祉主事)

2014年度新卒入職

東北文化学園大学 医療福祉学部 保健福祉学科

介護する側の事情にも合わせ、
気軽に利用できるサービスを

  • 現在の仕事内容について教えてください。

    短期入所生活介護(ショートステイ)という、短期間の入所をされるご利用者様に食事・入浴・排泄などの日常生活の支援を行う施設で、生活相談員として働いています。「介護にあたる家族様の休息時間の確保」、「冠婚葬祭で家を空ける間の介護代行」、「同居家族の急な体調不良」など利用目的は様々ですが、そういったニーズを把握し、利用手続きなどの受入業務、現場への情報提供、関係者との連絡調整を行う窓口業務など、ご利用者様、ご家族、現場スタッフをつなぐパイプ役を担っています。

  • 医和生会(いわきかい)だからできる仕事とは?

    人生の最期を住み慣れた地域や自宅で迎えたいという思いは自然なことだと思います。医和生会(いわきかい)にはその思いを支える上で必要となる、医療・福祉が連携された在宅サービスがあります。例えば、訪問診療訪問看護を利用されている利用者様であっても、医師や訪問看護師と情報を共有し、ショートステイでも受け入れています。毎日の介護に追われ、家族様はパンクしてしまいそうになる時もあるかと思います。介護を受ける側、介護する側双方が無理のない在宅生活を営んでいく上で、必要なゆとりを生むのもショートステイの役割です。

  • 今まで関わった仕事の中で一番印象に残っていることは?

    義理のお母様(利用者様)とお嫁さんの2人暮らしのご家庭がありました。「意見の相違から口論ばかり」「相手を思いやれない」と悩んでいるお嫁さんに、私は生活相談員の立場から「少し離れる時間を設けてはどうか」と定期的な宿泊を提案しました。そして毎週ショートステイを利用するようになってから突然、利用者様が「家に帰ってあんたの顔見るとほっとする」とお嫁さんに仰ったそうです。その後、利用者様はお亡くなりになりましたが、お嫁さんから「適度な距離感を保つことで、義母に優しくできた」「最期まで家で過ごさせてあげられた」と感謝の言葉を頂いた時、私たちのサービスが1つのご家庭の生活を支えることができたと実感し、心からうれしく思いました。

  • 応募者の皆様へ向けて一言メッセージ!

    医和生会(いわきかい)は育成プログラムが充実しており、知識・技術とも段階ごとに身に着けていくことが可能です。また外部へ向けた医療・介護に関する情報発信にも積極的です。いわき市のこれからの地域福祉を支えていきたいという方、お待ちしています。