小規模多機能型すばるの鈴木は、ご利用者様一人一人と向き合える介護に喜びを感じて働いています。かつては特別養護老人ホーム(特養)でも介護職をしていましたが、小規模多機能型ならではの、ご利用者様とご家族との触れ合いも楽しんでいます。夜勤もこなして活躍するベテランは、チームワークを発揮してご利用者様を笑顔にしています。
● かつて特養などでも勤務
鈴木は介護職歴24年。特養や療養病棟の看護助手を経て、医和生会に7年前に入職しました。少人数のご利用者様を相手に自分の介護レベルを試して勉強したいと「小規模多機能型」に興味を持ち、医和生会に入職。「小規模多機能型」施設は高齢者が自宅でも施設でも好きな場所で過ごしていただく支援をし、施設への「通所」、「宿泊」、職員がご利用者様宅で介護する「訪問」の3本柱が特徴です。「すばる」の基本的な勤務時間は8時から17時まで。排泄や入浴といった介助やホールの見守りなどを行います。
※小規模多機能型とは「マルチなサービス」とも言える。(1分で説明します!)
● 夜勤も担当
鈴木は夜勤も月7回ほど担当しています。時間は16時から翌日9時までで、医和生会は夜勤日の翌日は休みにしています。すばるでは宿泊のご利用者様が1日8、9人ほど。夜勤業務はオムツ交換や排泄介助などをしてご利用者様の就寝準備を支援し、21時に消灯。2時間おきに各部屋を巡回して見守りし、空いた時間には毎月の送迎表の作成をすることもあります。翌朝、食事配膳や食事の介助をして、出勤した職員に夜勤中の出来事を共有して退勤します。夜間、ご利用者様が不安そうだったり、落ち着かなかったりした時には、転倒に注意しながら一緒にホール内を歩き、安心してきたところで、部屋に誘導してお休みいただくなど、状況に応じて対応しています。
● ご利用者様に寄り添える喜び
1フロアに20〜40床ある特養時代は、決められたスケジュール通りに多くのご利用者様を介護しなければならないため、スピードや、作業の効率性が求められていたといいます。ご利用者様のご家族は遠方に住んでいる場合が多く、介護職員が、ご家族との直接のやり取りはあまりなかったとも。鈴木は「小規模多機能型ではご利用者様一人一人としっかりと会話できて触れ合える」と感じています。送迎の際にご家族からお礼の言葉を掛けられたり、連絡ノートにご家族からの喜びのメッセージが書かれていると嬉しいとも。「ご家族を身近に感じられるのも小規模多機能型の魅力」と話していました。
クリスマス会を盛り上げた鈴木(左)ら=2021年12月
● チームで介護
鈴木はご利用者様のケアを職員みんなで意見を出し合って考えられていると、「すばる」の一体感を強調。「意見を否定する雰囲気はなく、『こうして』というトップダウンでやらされる介護ではない」と、チームで介護に取り組めている充実感を語ります。鈴木は「ご利用者様から『楽しかった』と喜んでもらえるように介護に取り組み、今後もスタッフ一丸で頑張っていきたいです」と抱負を述べていました。
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