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投稿:2018年05月10日更新:2021年05月12日

多職種連携・地域連携

308. 買って、利用して、障がい者支援!・施設で提供する製品カタログ「HAND MADE IWAKI(はんど めいど いわき)」

いわき市内の障がい者施設で提供している製品や役務のカタログ「HAND♡MADE IWAKI(はんど めいど いわき)」の本年度版が、このほど完成しました。33施設が提供する食料品や雑貨、実用品などの製品と、除草作業や名刺製作、縫製などの役務を紹介。市は「いわきサンシャインマラソン」の案内状の封入業務を施設に依頼するなど、あらゆる場面で積極的に活用しています。編集した市障がい福祉課の担当者は「商品がたくさん売れることで工賃アップにつながる」と障がい者支援を呼び掛けています。

● 工賃上昇、就労支援のために
このカタログは1997(平成九)年から発行されています。障がい者の就労支援が目的で、販路が広がり多くの市民が製品などを購入すれば、障がい者の工賃上昇につながり、仕事が増えれば就労に向けた経験もたくさん積むことができます。

● もちもちドーナツ、災害用キャンドル、名刺印刷も
カタログはピンクを基調に明るくデザインされ、製品の写真も多く掲載されています。平地区の就労継続支援B型事業所「あとりえ北山」は、「おからのお茶」や「絹豆腐のもちもちドーナツ」などを販売して、ケータリングカーで依頼場所に行きドーナツの実演販売もするとアピールしています。常磐地区の生活介護事業所「いわき光成園」は、「災害用のキャンドル」のほか、かわいらしいアヒルやハロウィンのキャンドルセットを販売しています。中央台地区の就労継続支援B型事業所「ミント」は名刺やポスター印刷などを請け負います。施設ごと、自慢の製品や役務が紹介されています。

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↑NPO法人「地域福祉ネットワークいわき」の10周年記念式典で、出席者に配られた手作りの記念品。9施設が協力し、写真は就労継続支援事業所B型「創造空間」のマグカップと生活介護事業所「ポポロ」のクッキー。

● 実はサンシャインマラソンの案内状の封入業務も
市も積極的に施設をサポートしています。いわきサンシャインマラソンの案内状の封入業務は、小名浜地区の就労継続支援B型事業所「ワークショップあいあい」に委託しています。市長の他市町村訪問の際には、秘書課が贈答品として好間地区の就労継続支援B型事業所「就労支援センター未来ファーム」の「IWAKI YUME WINE(いわき ゆめ わいん)」を購入したことがあります。障がい福祉課は横断幕の作製などを就労継続支援B型事業所「ミント」に依頼しています。さらに、市役所本庁舎1階ロビーでは毎週月曜と木曜の昼に「福祉の店」(2017年10月18日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-317.html)が開かれ、施設の製品が定期的に販売されています。

● カタログはダウンロードも可能
カタログはA4版で12ページ。毎年3000部印刷し、市役所支所、地区保健福祉センター、公民館、金融機関などに配布されています。カタログがほしい市民は、各地区保健福祉センターなどで受け取れるほか、市の公式ホームページ(http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000000037/index.html)からダウンロードできます。

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【カタログ】
いわき市HPより:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000000037/files/1.pdf