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投稿:2018年04月05日更新:2019年05月30日

医和生(いわき)会全体 いわきの里

287. 介助にもいろいろな技 新入職者が実践して学ぶ・当法人グループの新人研修

来週から現場研修を控える医和生会グループの新入職者4人がきょう5日まで、“介護人”としての基本の「き」を身に着ける事前研修に臨んでいます。介助法を学ぶ講座では、楽に立たせる技術や車いすの操作などを実践して確認。まだ慣れないながらも4人は介護技術を学ぶことで刺激を受け「これから勉強したい」と意気込んでいました。

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↑介助の基本を学ぶ吉田(右)、永山(右から2人目)、鈴木(左から2人目)、大谷(左)

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● 4日間の研修 接遇マナーや社会人の心構えも学ぶ
新入職者は、永山優と吉田真希(いずれも医和生会・社会福祉主事)、鈴木大輔と大谷彩華( いずれもいわきの里の介護職)。当法人の会議室や介護複合施設「いきいきはうす」での4日間の研修で、当法人の沿革、介護保険、医療、接遇マナー、社会人の心構え、コミュニケーション、認知症をテーマにした講座と施設見学に臨みました。

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● いすから立たせる介助にもテクニック
歩行や車いすの介助法を身に着ける4日の講座では、当法人通所リハビリテーション管理者で理学療法士の菅波成年科長から講義を受けました。いすから立たせる介助の指導では、要介護者をいすに浅く座らせ、ひざを軽く曲げてもらいおじぎをさせて重心を前に移動させるのがポイントと学習。2人1組になって実際介助し合い、菅波科長から「もっと体を密着させて」「声掛けしながらやりましょう」などのアドバイスを受けていました。車いすの指導では、実際に乗って動かします。介護する側が前輪のキャスターを上げると、座っている側は後ろに傾き「こわい」と口にし、車いすに乗る人の気持ちを体で学んでいました。その後ショートステイの空き部屋に移動し、ベッドを使って「寝返り」「起き上がり」「移乗」の楽な動きを確認。実際体験もし、真剣な表情でメモを取っていました。

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● 「これから勉強していきたい」
永山と吉田はそれぞれ「これまで介護の技術を勉強していなかったので、今日やってみて新鮮でした。これから勉強していきたい」、「体格のいい人や体の不自由な人でも上手に介助できるよう、一から勉強して頑張りたいです」と感想。鈴木は「介助する動き一つ一つに工夫があるのを知って勉強になった」と、大谷は「介助のやり方がいろいろあって覚えるのが大変。家で復習したい」と、それぞれ話していました。