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投稿:2023年12月18日更新:2024年01月13日

求人・採用【RECRUIT】 研修会・勉強会

1224. 職員が安心してキャリアアップできるように|フォローアップ研修

医和生会(いわきかい)は一般職から監督職へと昇格した職員を対象に「昇格者研修」を開き、昇格した職員が自信を持って監督職業務に臨めるようサポートしています。今年は昇格した2人の職員に向けた研修が開かれ、ご利用者様だけでなく職場全体を考える心構えを考えました。

● 昇格した2職員が受講
今年昇格した職員は小規模多機能型さらいの四ツ倉まごころデイサービスの野口の2人(辞令交付式)。昇格者研修は将来の医和生会を引っ張る中堅職員が自信を持って監督職を務めてほしいと事業推進課が主催。12月7日に開かれ、事業推進課・課長の飯塚が講義しました。

● 監督職を考える
参加者は「監督職の役割とは」「監督職として今の自分の課題は」「監督職として今の部署の課題は」を考えて共有。監督職の役割では「職員のメンタルサポート」「利用者様、ご家族、ケアマネジャーの信頼を得る」などの意見が出ました。自分の課題は「監督職としての意識を持つ」「職場が先輩ばかりで監督職としてのコミュニケーションが取りにくい」、部署の課題は「自分の業務で忙しく、みんなで教える雰囲気がもっとあるといい」などの考えを共有しました。

● 「全体のバランスをとる」
飯塚は、管理・監督職とは「組織や職場の目標を達成するため、人・モノ・資金などの資源を、効果的・効率的に活用すること」とし「『人を通して』仕事の成果を上げること」と説明しました。組織全体の目標や方針の意思決定をする「トップ(経営者)」、トップと監督職以下の調整をする「管理職(中級管理職)」を説明した上で「監督職は第一線の人々に上手に仕事を実行させる」という立場を説明しました。矛盾しがちな組織からの要請と現場・顧客のニーズを調和させ「全体のバランスをとる」役割にも触れました。「監督職は選手兼コーチ」と例え、「目の前のご利用者様に集中してきた“選手”」から、「ご利用者様だけでなく企業・現場のニーズもバランスよく考える“コーチ”」へと変化する大切さを説きました。

● 世代間の違いを理解
部下を持つことで「人を育てる役割が増える」とも説明しました。「団塊世代」「氷河期世代」「Z世代」など時代ごとに若者の特徴が異なるため、世代によって価値観が異なると指摘。過ごしてきた時代が違うので「普通」の考え方も異なる中、「理解してあげること、共感してあげること」が大切だとも。「人を変えることはできないが、人は変わることはできる」「指導者ができることは『その人の頭の中を整理する』『新しい選択肢を与える』の二つ。最後やるのは本人」などアドバイスしました。

● 指導の心得
指導のコツにも触れました。「指導の心得」として「馬を水飲み場に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない。指導者の役割は水飲み場を作り連れて行くことで、新人の役割は水を飲むこと」と助言。指導者の役割はチャンスをつくることと説明しました。成功の反対は失敗ではなく何もしないことで「失敗を責めないように」という助言も。やる気にさせず「その気にさせる」というコツも説明しました。

● 個人ワークにも挑戦
個人ワークで「ご利用者様が立ち上がったが、新人はそれを見て何もしなかった」という例でどう指導するかを考えました。参加者は「転倒のリスクを伝えてやり方を説明する」「見守りして様子を見る」と意見。飯塚は「新人には新人の考えがあって、何を考えていたかを確認し共感してほしい」と呼び掛けました。「監督職になって幸せにできる人数が格段に増える。その分複雑になるがめげずに頑張ってほしい」とエールを送りました。

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