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投稿:2024年01月04日

医和生(いわき)会全体 コラム - 山内宏之

1229. 医和生会(いわきかい)の年頭挨拶・2024年

 

新年明けましておめでとうございます。旧年中、皆様には大変お世話になりました。職員一同、気持ちを新たに患者様、ご利用者様の安全安心を守って参ります。本年もよろしくお願いいたします。

医療法人医和生会(いわきかい)理事長・山内俊明による新年の抱負をインタビュー形式でお伝えいたします。

 

令和5年は医和生会にとって、どのような1年でしたか?

令和5年は、私たち医療介護業界にとって大きな意味を持つ年でした。特に、新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置付けが5類感染症に変更となり、社会経済活動に大きな影響を与えました。コロナ禍前の日常が戻りつつありますが、私たちとしては、今後も必要な感染対策を継続しながら、医療・介護サービスの充実に努めていきたいと考えています。

 

医和生会の感染対策において、大きく変わったことはありましたか?

当クリニックでは待合室や診察室にビニールシートを設置し、職員はフェイスシールドを使用してケアにあたるなどの感染対策を講じてきましたが、患者様とのコミュニケーションを取るうえでは大変不便でした。5類移行に伴い、感染状況を見ながら段階的に撤去しています。先日、診察室のビニールシートを撤去したところ、患者様とのコミュニケーションが取りやすくなりました。患者様からも「声が聞きやすい」「話がしやすい」という声を頂き、対面でのコミュニケーションの重要性を改めて実感しました。

 

令和4年に山内宏之医師が山内クリニックの常勤医となり、これまで外来診療を中心としてきた理事長が本格的に訪問診療を再開しました。2年が過ぎましたが、心境はいかがですか?

山内クリニックは、外来診療と訪問診療で、患者様の在宅療養生活を支えています。平成5年の開業当時は、地域の医師の協力を得ながら、外来診療と訪問診療に行ってきましたが、平成27年に訪問診療を岩井淳一医師、里枝子医師にバトンタッチし、私自身は外来診療をメインで担当するようになりました。しかし、これまで外来で診察してきた患者様の年齢が90歳を超えるようになり、通院が難しい患者様が増えてきたことと、山内宏之医師が常勤医となるタイミングで、私が訪問診療を行う機会を増やしました。7~8年ぶりに訪問診療の場に戻ってきたわけですが、「住み慣れた場所で暮らし続けたい」という患者様を支援するのは医和生会を立ち上げた当初からの目標だったので原点に戻れました。患者様とのコミュニケーションを患者様の生活の場でとることが出来て患者様とそのご家族に一層親しみを感じられるようになるとともに、在宅療養でその生活を支えてくれる多職種の方々と連携する大切さも改めて実感できました。患者様の普段の生活を、医療的な面から支えることは開業医にとって、大切な役割であると改めて感じています。

 

医和生会としての令和6年の抱負を聞かせてください。

昨年、若手医師2人を副院長に任命しました。これは、若い医師にリーダーシップを発揮してもらい、責任を持って、それぞれの役割を果たしてほしいという想いと、自分自身が年齢を重ねてきて、体力的な衰えを感じることもあるので、少しずつサポートしてもらいたいという想いからです。30年前に医和生会を開業してから、休みなく働いてきましたが、若い医師が育ってきて、徐々にバトンタッチできる体制も整ってきました。ようやく自分の時間を持てるようになってきたので、今後は、家族との時間を大切にしたいと思っています。

 

時代が変化し続ける今、新しい見方・新しい感覚が必要です。医療介護分野でも、デジタル技術の進歩、特にAIやICTの活用が進み、業務効率化や質の向上が期待されています。副院長を中心に、これからの時代に対応するために、新しい技術を導入して、新たな山内クリニック、新たな医和生会へと発展させてほしい、そう願っています。