認知症対応型まごころデイサービスは、ご利用者様やご家族の想いに応えようと献身的に寄り添っています。新規のご利用者様が不安で通えなければ自宅訪問を繰り返して信頼関係を築きます。「自宅で最後まで過ごしたい」という終末期のご利用者様も人生を終える直前まで利用するケースも多いです。「まごころ」の特長を管理者の永山に聞きました。
● 利用する主な理由
2024年1月現在、「まごころ」のご利用者実人数は27人、1日平均利用者数は12人で、平均介護度は3.7。利用する主な理由は、認知症が進行して家族だけで介護するのが難しくなったり、一般のデイサービスに通えなくなったりした場合。「お風呂に入らない」「水分を摂らない」「自分の時間が取れない」といった介護の悩みを持つご家族のサポートにも繋がります。
● 時間を掛け信頼関係を築く
「まごころ」はご利用者様に献身的に寄り添います。新規のご利用者様が不安で通えない場合は、職員が自宅に通い、顔を見せ、徐々に話し、根気強くコミュニケーションを重ねていきます。過去には週数回を3週間に渡り自宅に通い続けた末、「まごころ」に楽しく通所できるようになったご利用者様もいます。永山は「利用は難しいかなと思っても、まず行って信頼関係を築くようにする。ご利用者様の『今はやりたくない』という気持ちも尊重しながら、時間を掛けて寄り添うようにしています」と心掛けを話します。
● 終末期もしっかり寄り添う
自宅で亡くなる直前まで「まごころ」に通うご利用者様も多いのが特徴です。「家で最後まで過ごさせたい」と、施設への入所を希望せず、自宅で懸命に介護するご家族が多く、「まごころ」はそうした想いに応えようと支援。看取りが近づき、ご利用者様が食事が摂れなくなっても、ご家族が希望すれば医師、訪問看護師と連携しながら支援します。ご利用者様はホールからの笑い声を聞きながらベッドで過ごします。職員は「大丈夫ですか?」「そばにいますよ」と手を握って声掛け。ご利用者様の声が小さくなってもうなずくなど反応を示してくれるといいます。通所の間、介護疲れのご家族は自分の時間ができて休めます。過去には亡くなる2日前まで「まごころ」に通ったご利用者様もいました。
● 感謝の声
ご家族からは「長生きできたのは『まごころ』で優しくしてくださったから」「イベントに楽しく参加できて幸せだったと思います」といった感謝の声が届いたこともあったといい、職員はその度に使命を果たせたと気持ちを新たにします。亡くなった方には、家では見せない「まごころ」での笑顔の写真をアルバムにしてプレゼント。ご家族は「大事にします」と喜んでくださり、遺影に使っていただくこともあるそうです。
● 「笑顔の時間を増やしたい」
体調の悪化や認知症の進行などにより、「入院」や「施設入所」という選択肢も出てきますが、「まごころ」のご利用者様は長く利用してくださり、過去には最長で14年間通った方もいました。現在も7、8年通っているご利用者様も多いです。永山は「せっかく来て下さっているので、まごころで楽しく過ごしてほしい。そのためにもイベントなどを通じて、笑顔の時間を増やしたい」「入浴や整容などを通じて、ご利用者様に気持ちよくなってほしい。そしてご家族の安心にもつなげたい」とメッセージを送っています。
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