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投稿:2024年03月14日

研修会・勉強会 医和生(いわき)会全体 居宅介護支援事業所

1243. 居宅が介護保険教室を主催・職員に「事業所の報酬」を指導

医和生会(いわきかい)の職員が介護保険の知識を学ぶ「介護保険教室2024春」がこのほど、医和生会の会議室で開かれました。居宅介護支援事業所が去年に続き主催し2回目。参加職員が「事業所の報酬」や「地域密着型サービス」について学びました。

 

● 去年に続き2回目
居宅介護支援事業所が3月11、12の両日に開催。普段学ぶ機会の少ない「介護保険」について理解を深めてほしいと、居宅介護支援事業所が去年7月に初開催。前回は「介護保険サービスの基本」をテーマに同事業所の職員が講師を務め、若手職員11人がサービスの利用までの流れやサービスの種類などを学びました。今回は若手に限らず、参加を希望する各事業所の職員13人が受講し、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)の鈴木が講師を担当。前回のアンケートで要望が多かったことから、今回のテーマを「事業所の報酬」としました。

 

● 介護報酬の基本
初日は職員7人が聴講。鈴木は「介護報酬とは介護保険サービスを提供した際にサービス事業所に支払われる報酬」と説明しました。介護報酬の内容として通所事業所を例に、サービスや要介護度に応じて決まる「基本料金」と、入浴や送迎などご利用者の希望で変わる「加算(減算)」を解説。介護報酬の基準は、デイサービスなどの「通所系」は要介護度で変わるが、訪問介護や訪問看護など「訪問系」は変わらないなど、ポイントも交えて説明しました。

● 具体的に報酬額も紹介
ある地域密着型デイサービスを例に、要介護3の方の1回分の利用料金も紹介。事業所に支払われる「基本料金」「各種加算」「食費(自費)」の合計が1回1万2680円だった場合、利用者の負担額は1割負担で1回1808円、差額の1万872円は国からの給付だと解説。ケアマネジャーの報酬の仕組みも合わせて説明したほか、ひっ迫している介護保険の限られた財源のデータも共有しました。

● 地域密着型を考える
2班に分かれてグループワークにも挑戦。地域密着型サービスを考えるため「通所介護との違い」「地域密着型で求められているサービスは?」について意見交換しました。参加者からは「運営推進会議の開催がある地域密着型は民生委員の協力を得られる」「利用者様のニーズに合う柔軟なサービスが提供できる」など意見が出ました。医和生会は地域密着型施設が多い点を踏まえて鈴木は、一般の通所介護施設よりも利用料が高い「地域密着型施設」は、利用者様、ご家族様、ケアマネジャーも期待してサービスを利用していると説明。報酬の違いを知り、自分たちのサービスに改めて目を向けてほしいと呼び掛けました。

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