大学卒業後、医和生会(いわきかい)に入職し、5年目となる渡邉。入職当初は不安も多く、壁にぶつかったこともありましたが、着実に成長し、今では事業所にとって欠かせない存在として活躍しています。渡邉は「ご利用者様の笑顔が元気の源」と話し、「これからも楽しくデイサービスに通ってほしい」と日々、ご利用者様に関わっています。
● 入職当初の不安
渡邉が所属するきらくデイサービスは認知症対応型のデイサービス。重度の認知症の方も通われており、意思疎通が難しい方もいらっしゃいます。説明がうまく伝わらなかったり、ご利用者様の気持ちを理解できなかったりと、介護に慣れていない新卒職員は戸惑う場面もあります。渡邉は「認知症を知識としては理解していたが、体験してみないとわからないことが多かった」と入職時を振り返ります。入職当初は、不安やいら立ちを感じたご利用者様から大声を上げられたり、強く抵抗されたりして、戸惑ってしまったといいます。そんな時、科長が「最初は穏やかなご利用者様の対応から慣れていこう」と声を掛けてくれて、担当業務も配慮してくれたそうです。「指導者の先輩からは介護技術を一から丁寧に教えてもらった」とも。上司や先輩からの指導とサポートのおかげで、困難を乗り越え、着実に成長してきました。1年目の最後、一人前になった職員が担う夜勤を任せられた時には「嬉しかった」と話しました。
● 送迎業務にも少しずつ慣れていく
一人で送迎するのも新人にとっては不安な業務です。渡邉も1年目当初は「人を乗せて運転したことがなくて不安だった」と話します。最初は先輩が運転する車に補助として同乗し、1年目の10月頃からは先輩に付いてもらって自分がハンドルを握るようになりました。少しずつ慣れ、年末には1人で送迎できるようになったそうです。
● チームワーク
「『きらく』は職員一人一人がご利用者様に真摯に向き合っている」と渡邉。ご利用者様が急に立ち上がって危険な場面を見掛けたら近くの職員に声を掛け、職員同士で助け合います。毎朝の申し送りのほか、月に1回の職員ミーティングではイベント企画や接遇などの課題解決をみんなで話し合います。
医和生会(いわきかい)は事業所間の連携が取りやすいともいいます。ご利用者様が医和生会の別の事業所を併用している場合、例えば、ショートステイから「きらく」に来た場合もご利用者様の体調や利用中の様子をすぐに確認できます。さらに、職員は定期的な異動があり、他の事業所を経験している先輩も多いため、自分にはない視点や、新たな介助を学べる機会が多く、働きやすいと話します。
● ご利用者様の笑顔を見て元気に
現在の仕事の楽しさについて「ご利用者様の笑顔を見ると元気になる」と、渡邉は話し、常に、ご利用者様に笑顔になってもらおうと関わっています。去年の運動会イベントでは、渡邉がプログラムを作成し、当日の朝にご利用者様に配布。「朝から熱心にプログラムを見て楽しみにされているご利用者様もいたし、本番も盛り上がった。競技以外も、ご利用者様がワクワクしている姿や笑顔で楽しんでいる姿を見られて良かった」と振り返ります。
● 「基本をしっかりしたい」
後輩も増え、先輩の立場になった渡邉は「後輩から相談を受けたら時間をつくってしっかりと聞くようにしている。相談には答えられるようにしたい」と心掛けています。さらに「ご利用者様にはこれからも楽しくデイサービスに来てほしい」と抱負。そのためにも「あいさつや声掛けなど基本をしっかりとやっていきたい」と気を引き締めていました。
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