福島県立四倉高等学校の生徒さんがこのほど、医和生会(いわきかい)の「やがわせデイサービス」を訪れて職場体験をしました。職員の働きを見学したり、お年寄りと交流したりして、介護の現場を肌で感じました。
● 介護への興味
職場体験に訪れたのは、2年生の玉ノ木さん。「祖母がデイサービスに通っていて、介護する人を見て興味を持った」と介護の職場体験を選んだそうです。今回の職場体験は11月13〜15日の3日間。ご利用者様の見守りや食事の配膳、食事前の口腔体操、リハビリの付き添いなどを体験しました。
● ご利用者様と会話
高校生との交流を楽しみにされていたご利用者様も多く、玉ノ木さんは「こっちこっち」と手招きされ、会話を楽しむ場面も。ご利用者様から「(利用者は)毎日入れ替わっているのよ」「トイレに行く時はフラフラするので付き添ってね」「優しい言葉を掛けられると、みんな嬉しくなるものよ」と話を頂いた玉ノ木さん。早速、塗り絵に取り組まれているご利用者様に近づき、「すごくきれいですね」と声を掛けていました。玉ノ木さんから声を掛けられたご利用者様は笑顔。その様子を見ていた職員は、「玉ノ木さんはご利用者様と目線を合わせて会話ができる」「ご利用者様の話をさえぎらずに最後まで話を聞いている」と感心していました。
● 体操の見本も
体操の時間になり、玉ノ木さんがご利用者様の前で「見学に来ました」あいさつすると、大きな拍手が起きました。珍しい苗字に興味を持ったご利用者様から「先祖はどこ?」「めでたい感じがするね」と声を掛けられ場が和みます。体操では脳トレも兼ねた動きを見本で堂々と示し、上手にこなすと盛り上がっていました。
● 「将来は人助けできる仕事」
玉ノ木さんは「色々なご利用者様がいて、みなさん居心地が良さそうに過ごしていた」と感想を語っていました。「将来は人とコミュニケーションができて、人助けできるやりがいのある仕事がしたい」と将来を考えているそうです。今回の職場体験を通して、玉ノ木さんが将来について深く考え、新たな目標を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
【インターンシップ、職場体験を受け入れています】
医和生会は医療・介護・福祉に興味のある中高生に向けて福祉体験の場を提供しており、将来の福祉人材育成に貢献したいと考えています。今年の4~7月には福島県立四倉高等学校のデュアル実習(職業体験実習)を受け入れ、9月はいわき市立平第平三中、いわき市立草野中学校の職場体験が行われました。(記事>>>)
インターンシップや職場体験にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。担当:事業推進課(0246ー21ー5633)
<医和生会の若手職員教育サポート>
「医和生会(いわきかい)人事課の取り組み・若手職員の教育サポート」
<医和生会(いわきかい)の求人・採用情報>
医和生会(いわきかい)は1年以内の新卒離職率0%!新卒フォロー面談や「若手ラボ」といった教育支援を通して、若手職員の定着につなげています。
https://iwakikai.jp/recruit/