小規模多機能型さらいのご利用者様がこのほど焼きそば作りを楽しみました。手が思うように動かず苦労しながらも調理に参加してくださったご利用者様は、完成後にお礼の言葉をかけられ、嬉し涙を流していました。
● 調理への参加のしやすさ
調理レクは11月19日に実施。企画した職員は「ご利用者様がより調理に参加できるようにホットプレートを使おう」と考え、メインは焼きそばに決めました。付け合わせには、ホウレンソウのおひたしとシイタケのスープなど、計三品をご利用者様みんなで調理しました。
ご利用者様はキャベツやニンジンを切ったり、ホウレンソウを器に盛り付けたり分担して調理。ホットプレートで一緒に食材を炒める職員から「一緒に頑張りましょう」と声を掛けられたご利用者様は「いいあんばいかな?」「やわらかくなってきたね」と楽しそうに返しながら手を動かします。完成を前に「もう食べたいね」と話すご利用者様に、職員も「そうですね!」と笑顔で応じ、ホールには笑い声が広がっていました。
● 感謝の言葉に涙
配膳されると、ご利用者様は「おいしそう」とワクワクした表情に。さっそく箸を進める方も多く、皆さん美味しそうに召し上がっていました。調理に参加するも「手が思うように動かなくて悔しい…」と話すご利用者様もいらっしゃいましたが、職員から「〇〇さんが一生懸命調理してくださったおかげで、皆さん美味しく召し上がることができました。ありがとうございます」とお礼の言葉をかけられ、「嬉しくて涙が出ちゃう」とティッシュペーパーで涙をふいて喜んでいました。
● 「できる」を実感
小規模多機能型さらいでは、ご利用者様が楽しみながら参加できる調理レクリエーションを通じて、「できる」を実感していただける機会をこれからも大切にしていきます。一緒に作る楽しさや喜びを共有しながら、ご利用者様の笑顔あふれる時間を増やしていきたいと考えています。
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