医和生会(いわきかい)のまごころデイサービスでこのほど一足早いクリスマスイベントが開かれ、いわき市立豊間中学校の箏曲部の生徒がご利用者様に和の演奏を届けました。目頭を熱くさせて感動するご利用者様もおり、生徒との交流を楽しみました。
● 「和楽器の素晴らしさ伝わるように」
イベントは11月30日に開催。「まごころデイサービス」の職員のお子さんが同中学校の箏曲部員という縁で、今回ご利用者様に演奏を届けるのをご依頼しました。今回訪れたのは1、2年生の11人。拍手で迎えられた生徒の代表は「和楽器の素晴らしさが伝わるように演奏します」とあいさつしました。
● 「大したもんだ」と拍手
生徒は「ハトポッポ」や「メダカの学校」の童謡メドレー、クリスマスソング、アニメソングなどを演奏。生徒はリズムに乗って琴の弦を弾いたり、こするようにして和の音を奏でます。ジングルベルの曲では、各生徒が主旋律、ベース音、効果音を担当してそれぞれの音が1つのメロディーに重なり、ご利用者様は手拍子したり、体を揺らしたり。演奏が終わると「すごいね」「すごい、大したもんだ」と大きな拍手を送っていました。
● 「涙出てきちゃった」と感動
ご利用者様の代表は「上手ですね。感激しました」と力強くお礼を伝え、別の方は「胸いっぱい。涙出てきちゃった」と目頭を熱くさせ感想を伝えました。最後、ご利用者様が生徒1人1人にプレゼントを渡し、「頑張ってね」と声を掛けて握手を交わしていました。
● クリスマスケーキも堪能
箏曲演奏に先立ち、ご利用者様はおやつの時間にクリスマスケーキを堪能。「モンブラン」「チョコレート」「イチゴ」の3種のケーキを載せたカートを押す職員から「何味がいいですか?」と尋ねられ、「あらー、おいしそう」と笑顔に。クリスマスの帽子もかぶって一足早いクリスマス気分を楽しんでいました。
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