これまで医和生会(いわきかい)のブログでは、ご利用者様の笑顔やイベントの様子を中心にお伝えしてきました。
これからは、その背景にいる「職員」にも目を向けたシリーズをお届けします。
その名も「その想いが、しごとになる場所」。
このシリーズでは、現場でのちょっとした工夫や、ご利用者様への想いを持って働く職員の姿を紹介していきます。
「こんな人が働いているんだ」「こんな仲間と働いてみたい」と感じていただけるような、あたたかい記事をお届けしていきます。
●“おしゃれな撮影会”に込めた職員の想い
いわき市にある医和生会(いわきかい)きらくデイサービスで9月25日に敬老会を行いました。(▶当日の写真はこちらから)
今年は「ただお祝いするだけではなく、心に残る記念を届けたい」という思いから、生活相談員の渡邉と、介護職員の田邉は特別な企画を用意しました。

生活相談員の渡邉(右)と介護職員の田邉(左)
●スタジオ風の撮影会を企画
敬老会イベント当日に写真をお渡しできるよう、事前にスタジオさながらの写真撮影会を行いました。
男性は黒いハットに蝶ネクタイ、女性は白いドレス風の衣装にティアラやイヤリング。
手には花を持ち、いつもとは違う装いでカメラの前に立っていただきました。
普段なかなかできない体験に、撮影中は利用者様の笑顔や照れたような表情があふれました。
出来上がった写真は、スタッフ手作りの写真立てや「写真撮影会特集」というアルバム風の一冊に収め、スタッフから感謝のメッセージを添えてプレゼントしました。
●「おしゃれ」な装いを選んだ理由
特別な衣装での写真撮影を発案した田邉は「敬老の日に、ちゃんちゃんこを着るというのも一つの形だけど、普段なかなかできない“とびっきりのおしゃれ”ができたら、利用者様が喜んでくれるかも」と考えたそうです。
「思い切り華やかに装っていただき、写真を見返したときに『いい思い出になった』と感じてもらいたかった」と、企画に込めた想いを語ってくれました。
●衣装にも、ひと工夫
女性用のドレス風の衣装は、田邉がミシンで縫い上げた手作りのもの。
田邉は「こんな衣装で写真を撮れたら素敵だな」と思い、割烹着の型を使って、頭から被れる形に仕立てました。
利用者様の中には、体にまひがある方、腕を通すのが難しい方もいらっしゃるため、どなたでも無理なく着られるように工夫しました。
●一つひとつの言葉や表情が嬉しい
敬老会当日、渡邉や田邉が写真を手渡すと、利用者様は照れたり笑ったりしながら「ありがとね」「家に飾るね」と言ってくださいました。
その一つひとつの言葉や表情が、企画した職員にとって何よりの喜びです。
これからも、医和生会では、職員一人ひとりの想いが「しごと」として形になる場所を大切にしていきたいと思います。
当日の写真はこちらで公開中!▶https://iwakikai.jp/gallery/
\「家で過ごせて本当によかった」その一言が、地域に寄り添う福祉の原点/
医和生会では、「在宅での暮らしを支えたい」「家族も含めて寄り添いたい」という思いを持った介護職員を募集しています。
利用者様の人生に向き合い、人と地域を結びつける介護の仕事に、あなたもチャレンジしてみませんか?
▼ 職場見学・応募はこちらから
医和生会の採用情報ページ|https://iwakikai.jp/recruit/
【関連記事を読む】
▶きらくデイサービスの人気記事:「春色のスイーツづくり」