いわき市にある小規模多機能型さらいでは、利用者様の「やってみたい」や「楽しい」という気持ちを、一つでも多く引き出すことを大切にしています。
今回、企画した職員は女声コーラスグループ「ルシエル」の皆さんを招き、「皆で一緒に懐かしい歌を歌い、心も体も元気になってもらおう」と音楽会を企画しました。
● 一緒に歌えるように準備
職員は「鑑賞するだけでなく、利用者様が参加できるようにしたい」と、歌をテーマに団体を選び「ルシエル」に依頼しました。
やり取りを重ね、秋の名曲を中心にしたレパートリーを確認。
利用者様が当日、一緒に歌えるように歌詞カードも事前に準備しました。
● 懐かしの童歌や童謡
ルシエルは9月17日に来所。緑のドレスに身を包んだコーラス隊8人が、利用者様に伸びやかな美声を届けました。
「とおりゃんせ」「かごめかごめ」などの童歌や童謡を合唱。
高音と低音の歌声が重なり合う、美しいハーモニーが響きわたりました。
美空ひばりのメドレーでは、利用者様も懐かしそうな表情を浮かべています。
ルシエルの方も利用者様の間に入り一緒に歌う場面もありました。
利用者様は歌詞カードを見ながら、一緒に口ずさんでいました。
● 感動で涙する方も
職員が「歌を歌うと元気になりますよね」と声を掛けると、利用者様は笑顔に。
利用者様の中には感動して涙を流す方もいて、ティッシュで目をぬぐっていました。
● 音楽会に“参加する”
今回の音楽会は、鑑賞するだけで終わらせず、利用者様が一緒に歌えるよう工夫を重ねました。歌詞カードなどを準備して「参加する時間」をつくることで、企画した職員は「『楽しい』という気持ちをさらに引き出すことができたかな」と感じたそうです。
これからも地域の方々のお力をお借りしながら、利用者様の心に届く関わりを大切にしていきたいと思います。
利用者様の一つひとつの表情や言葉が、職員にとって大きな「やりがい」へとつながっています。
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