〒970-8036 いわき市平谷川瀬一丁目16-5

0570-080825

ブログ

BLOG

投稿:2018年01月24日更新:2021年05月10日

234. 当法人のケアマネも参加 自立支援の助言受ける・介護予防ケアマネジメント支援会議

※「介護予防ケアマネジメント支援会議」とは:新規要支援1、2などの条件を満たすお年寄りの介護支援計画をケアプラン作成者と介護事業所職員が説明し、専門職者で構成するアドバイザーが「介護予防」と「自立支援」につながる助言をします。本年度のアドバイザーは、医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士、地域包括支援センター職員の8職種です。昨年10月にスタート。詳しくは市のホームページ「介護予防ケアマネジメント支援会議について」(※記事末尾にリンク)

● 司会がスムーズに進行 1事例30分
15日夜に開かれた支援会議のアドバイザーは、薬剤師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士、地域包括支援センター職員の計7人。ケアプラン作成者と介護事業所職員から3つの事例が提出されました。当法人のケアマネジャー・池田光恵も事例を提出して出席。会議の流れは、プランを作成したケアマネジャーと介護事業所の職員がそれぞれ7分間ずつ説明した後、アドバイザーが12分間助言、最後の4分間で司会の市地域包括ケア推進課の職員がまとめます。1事例、計30分。DSC_9015 (640x427)
↑事例を発表した当法人のケアマネジャー池田(中央)

● アドバイザーから具体的な改善策
3事例目に発表した池田は、認知症の夫と長女と暮らす要支援1の80歳女性を取り上げ、家族構成、既往歴、性格などを7分間説明。腰痛の悪化で友人とも交流が減り畑仕事もできなくなったため、ケアの課題として腰痛の改善、認知症への不安解消、夫の介護を続けたい気持ちに応えることを挙げました。その女性が通うデイサービスの職員は、施設内での様子や取り組んでいるリハビリ内容などを、同じく7分間で説明。その後12分間、「腰痛が治ったら畑仕事をやりたいか?」「地域の集まりに通いたいか?」など司会による質問に加え、アドバイザーが専門的な助言をします。かつて1700歩歩けていたという情報から、理学療法士は「目標を500~600歩と具体的な数字を設定して、歩行器を使い無理なく自宅周辺を歩いてはどうか」、作業療法士は「身体介護をすると腰痛の悪化につながる。夫のケアマネと連携して負担解消を考えてみては」、言語聴覚士は「腰と畑仕事は相性が悪い。いすに座ったまま鎌で草を刈ったり、プランターを利用したりして、腰に負担が掛からない方法を提案してみては」とそれぞれアドバイス。薬剤師は「服薬後30分横になれない薬も服薬している」と特徴のある薬が多いと再確認を呼び掛け、長期間血圧が180を超えているため「脳梗塞(こうそく)などのリスクを家族に説明した方がいい」と助言しました。最後に司会が意見を4分間でまとめ、改善策を池田とデイサービス職員に提示しました。

DSC_9007 (640x392)

● 提示された改善策 実際行動に
池田は、通常業務の書類に加えてこの支援会議専用の書類を準備するのは少し負担と挙げる一方で、「ご利用者様について質問されても答えられるよう準備できたことで、ご利用者様をより理解できるようになった」とメリットを語ります。アドバイザーから批判されるのではという不安を抱くケアマネジャーもいるようですが、池田は「司会進行があり発表しやすく、アドバイザーの方々からの批判もなかった」と会議の雰囲気について語ります。さらに現在改善策を実行しており、ご利用者様に高血圧の検査を呼び掛け通院させることにしています。これから事例提出する方へのアドバイスとして、池田は「アドバイザーからより専門的なご意見をいただくにはご利用者様の情報収集が大切で、それを分かりやすく伝えるための工夫が必要だと感じた」と語りました。介護予防ケアマネジメント支援会議は毎週月曜日の夜、市総合保健福祉センター、小名浜支所の両会場で交互に開催されています。

【関連情報】
介護予防ケアマネジメント支援会議とは(いわき市ホームページより)(アセスメントシートや「興味・関心チェックシート」など提出書類もこのページのリンクから閲覧できます):http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1510534507994/index.html