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投稿:2026年01月08日更新:2026年01月07日

教育・育成環境 活動報告【REPORT】 医和生(いわき)会全体

1367. 感染症を防ぐ基本 改めて学ぶ|医和生会の合同研修会

感染症対策の知識を身につけようと、いわき市にある医療法人医和生会(いわきかい)の感染対策委員会がこのほど、サイクルシアターで合同研修会を開きました。いわき市医療センターの感染管理特定認定看護師・小川正樹さんを講師に招き、職員100人超が受講。小川さんのユーモアあふれる講話を通し、感染症を防ぐ基本を改めて確認しました。

● 職員100人超が受講

感染対策委員会は患者様や職員を守るために感染症の知識と心構えを身につけようと毎年2回研修会を企画しています。今回の合同研修は12月16日に開かれ、医和生会とグループ法人「いわきの里」の職員合わせて100人超が受講。小川さんは「今知っておきたい感染対策の知識」と題して講話しました。

講話の前、山内クリニックの岩井淳一医師が「気が緩んでしまうと感染が起こる。基本を徹底すれば防げるのでしっかり学んでほしい」とあいさつしました。

あいさつする岩井淳一医師

● 13項目でポイント説明

小川さんは「季節ごとの感染症の特徴」「百日咳」「マスク」「個人防護具」「換気」など13項目で感染対策のポイントを説明しました。

講話する感染管理特定認定看護師の小川さん

「季節ごとの感染症の特徴」では夏と冬で異なるポイントを紹介し「夏場は手洗いが重要」「冬場は鼻と口をしっかり守る確実なマスクの着用が大事」とそれぞれアドバイスしました。

「インフルエンザのトピック」では、今年11月最終週の1医療機関あたりの感染者数で、福島県は全国で3番目に多い64.81人だったと指摘。小川さんは「福島県の患者数は昨年同時期比で20倍以上。いわき市では40倍にも上っている」と急激な感染拡大に警告。特に10代以下が急拡大しているとも解説しました。

● 「マスク」「個人防護服」の注意点

「マスク」のトピックでは、新型コロナの発症前からマスクを着けていた発症者は家族への感染を79%減らしたというデータも紹介し「発症後にマスクを着けても家族への感染は減らさなかった」と注意。マスクの素材では、布やウレタンなど5種を比較し「不織布が一番効果的」とアドバイス。マスクを装着してのウイルスを吸い込む影響や防止効果も丁寧に解説していきました。

「個人防護具」では着用のポイントを上げ、「手袋は外した後に手指衛生を行うこと。外す時に汚染する」と強調。さらに「手袋の着け方をしっかり守るとクラスターを防げるので、適当に着けないで」と呼び掛けました。

「熱中症?感染症?」の話題では、特に高齢者・障がい者では区別が難しい「熱中症」と「感染症」の特徴を解説。熱中症は「暑い場所で急に発症して急に悪くなる」、感染症は「少し前から症状があることが多い」とアドバイス。「現場で完全に鑑別するのは難しい。重要なのは『早期に異常を察知』『適切な初期対応』『速やかな報告・受診』」とアドバイスしました。

そのほか、「入浴介助時の対策」「ペットボトル飲料」「家族指導」などのポイントも解説。最後は「免疫力」を高めるため、バランスの取れた食事、良質な睡眠、適度な運動など生活習慣の大切さを紹介して講話を終えました。

● 「すべき対策をしっかりと」

質疑応答では、忘年会など大人数で飲食する際の注意点についての質問も。小川さんは「飲食をした後日、具合が悪くなった時に辛い姿を見せようと一度職場に来るのがまずい」と答え、悪化した際は出勤せずにすぐ報告し休める職場の雰囲気の大切さを説きました。

あいさつする山内クリニックの山内宏之院長

最後、山内宏之院長が「知識を身につけて、すべき対策をしっかりと行うのが大事。今回の教えを糧にみんなで感染を防いでいきましょう」と呼び掛けて閉会しました。

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