医和生会(いわきかい)山内クリニックの山内宏之が昨秋に院長に就任し、次世代の舵取りが始まっています。少子高齢化による医療・介護の人材不足、物価高騰など先行き不透明の社会下でのバトンタッチ。「身の引き締まる思い」と語る表情にはこの難局を乗り越える重責がにじみ、「患者様が平穏に天寿を全うできるよう支えられる組織にしていきたい」と抱負を述べています。
● 不安定な社会情勢
山内院長が常勤医師として山内クリニックに入職したのは2022年4月。その後、2025年11月に院長を引き継ぎました。
院長として最初の年明けを迎えた宏之院長は、全国的に不安定な社会情勢を感じています。時代は少子高齢化で医療・介護の人材が著しく不足し、支えていく高齢者は増加。さらに物価高の上に診療報酬は下がり、職員が安心して働けるか不安になる恐れもあります。そうなれば医療・介護の人材が定着せず、患者様を支える質が低下します。宏之院長はそうした社会情勢を受け止めながら、それでも職員が安心して働け、患者様を安定して支援できるような舵取りを念頭に置いています。

● 一人一人が考えて行動
そのような苦境の時代を乗り越えるため、宏之院長は「職員が1人1人、患者様や医和生会のために考えて行動していく姿勢が大事」と語ります。患者様が受診を長時間待つことになった例えを挙げ、そうした時に職員が気付き、快適に過ごしてもらえる工夫や対策を考えて実行できる力を指摘。「トップダウンで院長からの指示を待つのではなく、現場から意見が上がってきてみんなで動いていく雰囲気をつくりたい」と話します。
さらには、職員に負担を掛け過ぎずかつサービスを維持するバランスの重要性も語ります。そのために意識している4本の柱は「良いサービス」「正当な収入」「職員の成長」「良好な職場の雰囲気づくり」。職員の努力が報われる環境になることで定着し、患者様へのサービスの質の向上に繋がると考えています。
● 情報共有の効率化
医療と介護の両サービスを持つ医和生会の強みをさらに強化するため、情報共有の効率化にも触れました。介護現場からご利用者様の情報を医療側に綿密に伝えようとすると職員の負担が増えますが、必要な伝達事項をすぐまとめてくれるAIを活用して連携できれば、職員に負担を掛けずにサービスの質を高められます。こうした職員の負担を掛けずにケアの質を高めるアイデアが現場から上がり、みんなで考えて行動に移す重要性を繰り返し強調しました。
● 「平穏に天寿を全うできるように」
宏之院長はいわき市医師会の理事も務め、いわき市の地域医療とも向き合っています。すでに医師不足など課題を抱えるいわき市の医療を守るため、これからさらに「各診療所が役割分担して連携しないといけない」とも。各地の医療機関が弱まることは患者様の受け皿がなくなることに繋がります。宏之院長は山内クリニックが地域医療を支える一員としての役割も含め、「患者様が平穏に天寿を全うできるよう支援できる組織にしたい」と抱負を述べました。
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