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投稿:2019年08月02日更新:2021年05月11日

多職種連携・地域連携

634. 交流スペース 使えますよ!・平地域包括支援センター中央台サブセンター

いわき市の平地域包括支援センター中央台サブセンターは、施設内の地域交流スペースの利用を呼び掛けています。カウンターキッチン付きのオープンスペースを低料金で活用できるのが魅力です。主にママ友や近所のお年寄りがおしゃべりの場として活用していますが、定期利用はまだ月数件程度。安価な交流スペースとして利用できる地域資源です。

 

 

● カウンターキッチンもあります

地域交流スペースは1階の約32畳と2階の10畳。1階スペースにはおしゃれなカウンターキッチンが完備され、おやつ作りやお茶飲みの準備を仲間同士で気軽にできます。10人ほどが座れるテーブル席もあるので会議にも最適。集中したい時は2階がおすすめで、開放的な吹き抜けの空間に4人掛けテーブルが備え付けられています。使用料は原則無料ですが、光熱水道費として1時間100円、キッチンを使用するなら1日100円。フライパン、やかんといった調理器具、食器も無料で利用できます。

 

 

● 利用の仕方さまざま

毎月の利用者は現在3、4団体ほど。あるママ友グループは近くの保育園に子どもを預けてから迎えの時間まで、ランチやお菓子作りを楽しむほか、バザー企画の打ち合わせにも利用。同センター職員は「これまではレストランを利用していたようですが、ここの方が安いし落ち着くと好評」と、地域の声を話します。さらに、体操教室帰りの70~80代グループは漬物を持参してお茶飲み場として利用。「脳活カフェ」も定期的に開催されています(※)。クラフト系サークルは大人数で活動する時に活用しています。

 

「NPO法人いわき介護予防支援の会『のかこ』が主催する脳活カフェ」 2018年11月20日投稿:https://iwakikai.jp/blog/533/

 

● 「住民のつながりを深められる場所に」

同センターがある中央台高久二丁目は新興住宅地で集会所がないため、住民コミュニティの希薄さを懸念する職員は交流の拠点になってほしいと期待。通学路沿いにあるため児童も立ち寄り易く、世代間交流できる可能性も秘めています。社会福祉士や保健師ら専門職の職員が常駐するため、住民が集まった際に健康や介護の相談もできるメリットも。住民同士で支え合える地域づくりをめざし、職員は「気軽に利用できて住民同士のつながりを深められる場所になってほしい」と、利用を呼び掛けています。

 

 

【平地域包括支援センター中央台サブセンターの地域交流スペース】

住所:福島県いわき市中央台高久二丁目11-2

利用時間帯:9:00~12:00、13:00~17:00

料金:1時間100円(光熱水道費)。キッチン利用は1日100円

その他:飲食物の持ち込み、デリバリーの利用も可

予約やお問い合わせ:0246-38-5831(同センター)

 

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「中央台サブセンターが開設」 2018年6月1日投稿:https://iwakikai.jp/blog/962/