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2018年02月16日

認知症 地域連携 障がい福祉

250. いわきの多職種連携の会の先駆け 役割終え終止符・「医療と在宅をつなぐ専門職会議」

● 2014年から毎年2回開催
介護支援をする上で医療・福祉関係者の連携の必要性が高まる中、顔の見える関係づくりの場をつくろうと「医在会」は2014(平成26)年に誕生。県医療ソーシャルワーカー協会浜方部、県精神保健福祉士会いわき方部、いわき市介護支援専門員連絡協議会、いわき市地域包括支援センターを運営するNPO法人「地域福祉ネットワークいわき」の計4団体が、毎年2回ずつ開催してきました。市内では多職種が集まる連携の会として当時は珍しかったですが、近年は市内各地区で医療・福祉関係者が一堂に会する場が生まれて定着。事務局は役割を終えたと判断し、8回目の開催となる今回で幕引きを決めました。DSC_0844 (640x410)

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● 最後は高齢者と障がい者の二人暮らしの支援を議論
最後の医在会は9日に開かれ、病院のソーシャルワーカー、介護支援専門員(ケアマネジャー)、地域包括支援センター、いわき市障がい者相談支援センターの職員ら約30人が出席。脚に障がいを抱える70代女性と、精神障がいを持ちギャンブル好きの40代長男をそれぞれどう支援するか、さらに対人拒否する両者のアプローチ方法をテーマに、6グループに分かれて議論しました。担当ケアマネジャーがその家族の生活状況などを説明してグループワーク。あるグループは、県外に住む女性の妹も障がいを持つなどキーパーソンがいない点を確認し、「定期的に訪問して顔なじみになる」と意見が挙がりました。その家族の家はごみに埋もれた状態のため、「部屋が汚いのを見られたくないから人と会うのを拒否しているケースもある」と経験を踏まえた意見もありました。発表では、多くのグループが「信頼関係の構築」が重要と述べ、こまめな訪問といった具体策を提案。長男が女性の洗髪を介助していることから、「母の役に立ちたい気持ちがあるはず」とほめて意欲をかき立てる案も出ました。

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● 笑顔で終幕 連携の幅広がったと感謝
グループワーク後、事務局が医在会を終える理由を説明し、出席者は了承。出席者の代表は「意見交換や出会いの場になって、連携の幅も広がった」「自分にない意見も聞けて勉強させていただいた」などと感謝を伝えて、静かに幕を下ろしました。

【関連情報】
「『医在会』の研修報告」(2016年9月14日・福島県精神保健福祉士会):http://fukushima-psw.com/report/2016/0914/092708/