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投稿:2018年02月13日更新:2021年05月12日

多職種連携・地域連携

247. 表彰式やケーシーさんが漫談・地域包括ケアイベント「いごくフェス」

地域包括ケアの祭典と銘打った「igoku Fes(いごくフェス)」がこのほど、いわき市の芸術文化交流館「アリオス」で開かれました。地域包括ケアに貢献したという1個人2団体をたたえた表彰式や、ケーシー高峰さんの漫談、演劇集団の即興芝居、ラップグループのパフォーマンスもあり、会場をわかせました。
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↑司会を務めたケーシーさん(中央)とロクディムのメンバー● 1個人2団体を表彰
3日に開かれたフェスはいわき市地域医療課と地域包括ケア推進課が主催。イベントには、ケーシー高峰さん、いわき市出身のメンバーもいる「演劇集団6-dim+(ロクディム)」、いわき市のラップグループ「オナハマリリックパンチライン」、「全日本アンサンブルコンテスト」金賞といわき市民栄誉賞を受賞している「IBCサクソフォンアンサンブル」が出演。地域包括ケアの取り組みで「いわきでもっともいごきまくった」個人や団体を表彰する「igoku表彰式」が行われ、個人賞の「生涯現役で賞」に久之浜の老舗菓子店「菓匠梅月」の店主・片寄清次さん(87)、つどいの場に贈る「地域“食(SHOCK)”賞」に好間町北二区集会所の「チーム北二区」、団体賞の「Most Impact Player M.I.P賞」に介護福祉劇を上演した「劇団たっしゃか」が、それぞれ選ばれました。

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↑表彰を受けた片寄さん

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↑表彰を受けた「チーム北二区」の代表者

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↑表彰を受けた「劇団たっしゃか」の代表者(右)

● “ケーシー節”で笑い
司会のケーシーさんとロクディムのメンバーが巧みなトークで進行。「オナハマリリックパンチライン」が福祉を歌ったラップを披露して会場を盛り上げます。表彰式はケーシーさんがプレゼンター、「IBCサクソフォンアンサンブル」が演奏して受賞者をたたえます。凛とした姿勢で登壇し「ステージは楽しい」としっかりした口調で受け応える片寄さんに、83歳のケーシーさんはその若々しさに驚き。「チーム北二区」のメンバー6人は手をつないで明るく登壇したりする元気な姿に、「あれぐらい元気じゃないとだめだ」というケーシーさんは「(わたしは)腰は立たないけどここは立つ」と下半身を指さし笑いを取りました。「劇団たっしゃか」の表彰では、メンバーの中にスーパーで買い物客を観察して役作りした住民もいたと紹介され、ケーシーさんは「これからも続けてください」とエールを送りました。表彰後は、「ロクディム」がドライブデートや老夫婦の回想などの即興芝居を披露。事前に観客から集めたコメントの紙を舞台にばらまき、劇中の合間にそれを拾い読んでセリフにして笑いを取り、観客は即興の芸に魅せられました。トリを飾ったケーシーさんは医療漫談し、“ケーシー節”で観客を笑わせました。

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● 入棺体験会や受賞者の和菓子や料理の振る舞いも
会場では、入棺体験会や写真家・平間至さんのシニアポートレート撮影会のほか、表彰された片寄さんの柏餅と「チーム北二区」の煮込みハンバーグが振る舞われた「つどいの場」食堂も開かれました。さらに、言語聴覚士・森隆志さん(南東北病院)を招いて最新機器を使った「のど年齢測定コーナー」や市薬剤師会の健康相談のブースなども設けられました。いわき市医師会、メモリアルホールみよの杜、いわき食介護研究会、いわき訪問リハビリ研究会、川平のみなさん、アリオスカフェ、宅配cook123も協力。

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【いわき市地域包括ケア推進課のサイト「いごく」のフェスレポート】
①:https://igoku.jp/column-2025/
②:https://igoku.jp/column-2128/
③:https://igoku.jp/column-2181/