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投稿:2019年01月21日更新:2019年05月22日

いわきの里

495. 真心を込めて 地元住民がお点前・いわきの里でお茶会

地元住民によるお茶会がこのほど、いわき市好間地区の当法人グループ地域密着型特別養護老人ホーム「サンシャインよしま」で開かれ、ご利用者様が一期一会のおもてなしを受けました。茶道歴50年の吉田宗悠さんによるお点前で、真心のこもった一杯をすすり、心を温めていました。

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↑和服に身を包み、巧みにお茶を点てる吉田さん

● 茶室を演出
吉田さんは当法人グループ「いわきの里」の運営推進会議の委員で民生児童委員を務めています。運営推進会議で発案され去年5月に始まったこのお茶会は今回2回目で、1月11日に開催されました。会場の会議室に大きな赤い和傘を設置。傘の中棒にロウバイとワビスケの茶花と日本画家・上村淳之さんの鶴の絵が描かれたセンスが飾られ、茶室の雰囲気が演出されました。吉田さんは淡い桃色の和服に身を包み、巧みに抹茶を点てました。

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● ご利用者様 抹茶を飲んで思い出話
吉田さんは「寒い日に温もりを感じられるように」と事前に茶碗をお湯で温めます。こだわった焼き物の茶碗に抹茶を入れ、一杯一杯丁寧に点てていきます。ご利用者様は手渡された茶碗を両手で触れ、ほんのり温かさを感じます。「ひょうたんが描いてある」と器を見つめる方も。茶碗をゆっくりと口に運んですすると、まんじゅうで甘さを覚えさせた舌に抹茶の渋味が広がります。吉田さんから「おいしくいただいてくれましたか?」と聞かれたご利用者様は「おいしいです」「結構なお点前で」「ありがとうございます」とお礼。「好間に茶畑があって茶摘みをしていた」と昔話を語るご利用者様は鼻歌を歌っていました。6人分のテーブルが用意され、ご利用者様が順番に入退出していきます。ご利用者様は「静岡で飲んだお茶を思い出した」と懐かしみ、吉田さんに感謝して部屋に帰っていきました。

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