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2018年01月06日

地域連携 地域の話題

220. 今年も地域を守る! 技と度胸を披露・いわき市消防団のはしご乗り

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● 減少している消防団員
公益財団法人「日本消防協会」のホームページ(※http://www.nissho.or.jp/contents/static/syouboudan/toukei-data.html)によりますと、少子高齢化、就業構造の変化、地域への帰属意識の希薄化などにより、消防団員は減り続けています。2007年10月に約89万5000人いた全国の消防団員はその10年後、約85万9000人に減少しています。いわき市消防団は7支団、47分団、326班で構成し、2017年4月時点、団長までを含めた実員の団員数は計3605人で195人が不足しています。平均年齢は41.5歳。市消防本部統括主幹の和田浩さんは「団員は減っている」と危機感を募らせます。消防団を支えようと市は2016年10月から、消防団員を対象に協賛店が特典サービスを提供する「消防団サポート事業」(※http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1464597314680/index.html)にも取り組んでいます。

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● お年寄り宅を巡回して災害に備え
いわき市消防団は1972(昭和四十七)年4月、大合併を経て1市1団となり誕生。「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神の基、消火・防火活動や行方不明者の捜索、応急手当の普及指導などに取り組み、東日本大震災時には避難誘導や給食・給水活動を展開して住民を支えました。去年10月には初めて一人暮らしなどのお年寄り宅を巡回訪問し、防災を呼び掛ける見守り活動を実施。災害時すぐに必要な住民に救助活動ができるよう、どの家にどのようなお年寄りが住んでいるかの確認も兼ねて取り組まれました。

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● はしごに登り、華麗な技
はしご乗りでは、第一と第五両支団の団員有志でつくる「いわき市梯子乗り保存会」のメンバー約40人が参加。はしごに登り演技する「梯子太夫」約10人が、大正時代から引き継がれているという伝統の技を披露しました。平地区のJRいわき駅前やイトーヨーカ堂前など約10カ所で実施。いわき芸術文化交流館「アリオス」前では多くの市民に見守られながら、メンバーが支える高さ7メートルのはしご3本に、梯子太夫が駆け登って演技。「火の用心」と言いながらアメをまき、子どもたちも「火の用心」と声を出してはしゃいで拾います。はしごの先端部で腹や脚だけで支え両手を広げたり、踏ざんに脚を引っかけてぶら下がったり、2人1組でコンビ技を魅せたりし、観客は「すごい!」と歓声。「よっ!」と華麗にポーズを決める梯子太夫の度胸に大きな拍手が送られていました。市消防団第一支団の加藤義勝支団長は「団員不足は課題だが、今年も地域を守っていきたい」と力強く今年の抱負を述べていました。

【関連情報】
いわき市消防団:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000002453/index.html

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