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2017年03月01日

居宅介護支援事業 医和生会の研修・ケア事例発表

2. 認知症ケア研修開催へ、指導スペシャリストの芳賀企画

芳賀さん6芳賀は2012年2月、医和生会に入職しました。福島県から認知症介護実践者等養成指導者の任務を初めて受託したのは2010年。この指導者は、認知症介護の従事者へ指導をするスペシャリストで、2016年度は県内で28人が活躍。県からこれを受託するには、県主催の認知症介護実践者研修、認知症介護実践リーダー研修に加え、認知症介護研究・研修仙台センターで開かれる「認知症介護指導者養成研修」を修了する必要があります。芳賀は2009年までにすべて修了して以降、県からこの指導者の委嘱をほぼ毎年受けています。芳賀は今回初めて研修会を自分で企画し、施設に開催を提案しました。

芳賀は研修会に先立ち、両施設の管理者にアンケート調査を実施して課題を把握。施設ごとに異なる問題に合わせて研修内容を作成しています。まごころデイサービスでは、認知症患者の事例を基にその患者が落ち着かない理由などをグループに分かれて話し合い、具体的なケアの方法を考えます。きらくデイサービスでは、認知症の兆候に関する知識と、職員が抱える問題の共有・連携がテーマ。芳賀が、認知症の中核症状と行動・心理症状(BPSD)について講話した後、認知症患者の気持ちを理解するためのグループワークを行います。

芳賀さん4

今回のアンケートを通し、施設によって課題が異なることに気付き、驚いたという芳賀。「認知症ケア研修」の将来について「医和生会でこの研修を定例化させて、いずれは自分はサポートする側になり、スタッフが自主的に勉強会を開けるようになってほしい。そこが、事業所、職種、経験など関係なく、職員が気軽に悩みを共有できる場になればうれしい」と話します。さらに、認知症患者や家族らが悩みを共有できる「医和生会オレンジカフェ」をつくり、地域交流を活発にしたいと長期的な目標を掲げています。