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2019年01月26日

山内クリニック 地域連携 平在宅療養多職種連携の会

499. 高血圧、動脈硬化 注意して・平多職種連携の会で山内会長講話

いわき市平地区の医療・福祉関係者が交流する「平在宅療養多職種連携の会」がこのほど、同地区のタローズカフェで開かれ、同会の山内俊明会長(当法人山内クリニック院長)が「心臓を守るために生活習慣で心がけること」と題して講話しました。高血圧や動脈硬化の注意点、専門職と市民の連携を密にしていわきの医療と介護を守ろうと呼び掛けました。

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↑「心臓を守るために生活習慣で心がけること」と題して講話した平在宅療養多職種連携の会の山内会長(右・当法人山内クリニック院長)

● 運動、バランスの良い食事が大事
参加者約30人が集まり、1月17日に開催されました。山内会長は、自宅で測る「家庭血圧」の重要性を指摘し、収縮期血圧135以上、拡張期血圧85以上なら高血圧だと指導。家庭血圧の測定方法(※)を紹介し、病院だと緊張して血圧が上がる「白衣高血圧」や、その逆で落ち着くはずの自宅で高い数値になる「仮面高血圧」を説明しました。心血管病を招く危険因子は、高齢(65歳以上)、喫煙、脂質異常症、肥満・メタボリック症候群、糖尿病、若年発症の心血管病の家族歴、高血圧を挙げました。危険因子が複数あると動脈硬化の進行が早く、健康寿命が短くなる可能性があると、山内会長は警告。危険因子を少なく抑えるように日常生活を気を付けるのが大事だと呼び掛け、血管を若く保つために運動とバランスの良い食事をすすめました。このほか、心房細動が「脳梗塞」につながるメカニズムを解説し、心房細動の患者は脳梗塞予防のためには毎日の服薬治療が欠かせないと説明しました。

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● いわき市の健康と福祉を守るため
いわき市の健康と福祉を守るため、市民一丸となった「地域包括ケアシステム」の構築が大切だと訴え。そのため行政、医療、介護福祉関係者は、市民との連携を生み出すとともに、多くの病院に在宅医療の必要性を理解してもらい協力し合うのが大切と語りました。市民は、健康管理と健康診断の受診、かかりつけ医を持ち、延命医療の受け方を考え、近所の要介護者・認知症者を見守れるようにし、安心して生活できるいわきづくりに必要だと呼び掛けました。

● 参加者から健康管理の質問
参加者からは「毎晩アルコールを飲むのは大丈夫?」「肥満はどう?」など健康管理の質問が出ました。山内会長は、アルコールの量が少なければ問題なく、肥満対策にはしっかり運動して正しい食生活を送るのが大切とアドバイス。「いわき市の子どもは肥満率が高い」という意見に、山内会長は「いわきの土地の特性ではないか。ほとんどが車移動で、『運動しよう』という意識がないと運動する機会が少ない」と語りました。


「家庭血圧の測定方法(オムロンホームページより)」:https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/hightbp/03.html

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<山内院長の講話>
「市健康推進員に高血圧をテーマに講話」 2019年1月5日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-647.html

「心房細動における抗凝固両方について」 2018年12月7日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-392.html

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