● ハワイアンバンド演奏会の提案も
出席者は民生委員、平地区包括支援センターのスタッフ、利用者家族、医和生会の職員。意見交換では、利用者が平地区だけでなく離れた内郷、四倉地区などからも来ている話題になり「本当は、利用者が地元の施設に通えるのが一番」と意見。それに対し「近所の目を気にして、地元の施設に入りにくい人もいるのでは」という声も出て、地元利用者にこだわった運営の難しい面も指摘されました。さらに、1年半ほど利用している家族の代表者は「最初のころは車に乗るのを嫌がっていたが、今では普通に通っています。昔と比べて元気になり、スタッフさんの気配りに感謝しています」と話していました。このほか「児童との交流は楽しいはず。刺激をたくさん与えることができる」という積極的なイベント開催の提案もありました。すると、ハワイアンバンドをやっている出席者が「メンバーの意見もあるが」と前置きしつつ「何かあれば」と前向きな一言も。会議後、98歳の女性利用者と交流し、施設内を見学するなど、「まごころ」の雰囲気を肌で感じていました。
● 次回は9月12日開催
サービス向上のために民生委員や利用者の家族らを交えて話し合う推進会議は、去年9月に初開催、今回2回目。サービス提供状況の報告では、同施設管理者の永山由美課長が、先月2月までの半年間の利用者数や利用回数などを説明。先月の状況では、登録者数22人、利用回数232回、平均介護度2.6、一人当たりの平均利用回数11.05日、1日当たりの平均利用人数は9.67人。活動状況については、写真も交えて運動会や避難訓練、クリスマス会などの取り組みを紹介しました。次回会議の開催は9月12日。それまで施設では、お花見やお誕生日会、ボランティアによる出し物イベント、夏祭りなどが開かれます。
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