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2019年01月30日

地域講演 終末期・終活

502. 主任ケアマネ 意思決定支援を学ぶ・内郷地区でスキルアップ講座

終末期の意思決定支援の知識と技術を身に着けよう! いわき市内郷地区の主任介護支援専門員(ケアマネジャー)約20人がこのほど、同地区の内郷公民館でスキルアップ講座を受け、エンディングノートの書き方、延命処置の備え、終活の進め方を確認しました。

● 終活アドバイザーや医師らが講師
延命治療や財産管理といった意思決定が困難な住民を早期支援する知識を身に着けるのが目的で、内郷・好間・三和地区中地域ケア会議が1月21日に主催。受講生は同地区での住民向け健康講座「介護塾」の講師になるのも想定されています。「『最後まで私らしく』を支えるために~終末期の意思決定」と題した今回の講座は、終活アドバイザーの飯田教郎さんが「終活について」、竹林貞吉記念クリニックの松田徹院長が「リビングウィルについて」、内郷・好間・三和地区保健福祉センターの白土典子福祉介護係長が「終活の具体的な進め方について」をそれぞれテーマにして講義しました。

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↑終活について語る飯田さん

● エンディングノートの役割も理解
飯田さんは「見直す」(振り返る)ために自分史を、「伝える」ために医療・介護、葬儀・お墓、相続・財産、遺品整理の意思を書き残すのがエンディングノートの役割だと説明。葬儀に誰を呼ぶべきかなど残された家族の混乱を防ぐ判断材料になると話しました。参加者はいわき市版エンディングノート「いわき安心ノート」(※1)を用いて実際に記入し、基本的な書き方を確認していました。松田院長は、厚生労働省が「人生会議」と名付けた「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」(※2)について解説。患者が人生の最期を望み通り迎えられるよう、本人、家族、医療従事者が話し合う大切さを訴え、意思確認ができない場合は家族の推定意思を尊重するか、医療・ケアチームが慎重に判断する決定プロセスについても触れました。白土福祉介護係長は、身寄りのない認知症の女性(83)を例に、どう金銭管理を支援するか、いつどう女性の意思を聞き出すかなどをアドバイス。諦めずに長期的視点で支援するよう呼び掛けました。

※1.
「いわき安心ノート(いわき市ホームページ)」:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1471311767295/simple/0816-4-2.pdf

※2.
「アドバンス・ケア・プランニング(厚労省ホームページ)」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/saisyu_iryou/index.html

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「余命3年の女性のエンディングノート・死と向き合い人生悔いなく」 2018年6月16日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-497.html

<終末期・終活>
http://ymciwakikai.jp/blog-category-40.html