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2019年08月17日

地域の話題 障がい福祉

643. 重心児と家族に生演奏届ける・どりーむずミニコンサート

重症心身障がい児(重心児)や家族に生の演奏を届けたい―。重心児を弟に持つ東京藝術大音楽学部2年の笠間勇登さんがこのほど、いわき市好間地区の多機能型重心児デイサービス「どりーむず」でミニコンサートを開きました。同学部別科2年の友人・三原成美さんも企画に賛同して来所。クラシックの生演奏を聴く機会の少ない重心児と家族は、本格的なトロンボーン二重奏の音色を楽しみました。

トロンボーンを演奏する笠間さん(右)と三原さん

 

 

● 東京藝術大の笠間さんと三原さんが演奏

笠間さんは、同デイサービスを運営するNPO法人「ままはーと」の笠間真紀理事長の次男。重心児のいる家庭で育ったからこその苦楽を知る笠間さんは、子どもたちや兄弟家族のために元気を届けようと去年初めてソロコンサートを企画しました。今年は大学でともにトロンボーンを専攻する三原さんを誘い、デュオで8月7日に開催。ディズニー映画の曲を中心に約20曲をプログラム編成しました。

 

 

● 子どもたちもノリノリ

観客は「どりーむず」に通う重心児ときょうだい、家族、職員の約20人。協力した市内のピアニストの伴奏に合わせ、笠間さんと三原さんは「小さな世界」「美女と野獣」「ハイ・ホー」「星に願いを」「フニクリ・フニクラ」などの曲を力強く演奏。巧みにスライドを動かして生まれる2人の多彩な音色は一つに重なり、トロンボーンの重厚な調べが子どもたちを包み込みます。「タンバリンと鈴で一緒に参加して」という呼び掛けに応えた子どもたちは、思い思いに楽器を打ち鳴らします。親子は踊り出し、重心児は「オー!オー!」と声援を送ったり両手を振ったり、職員と一緒にタンバリンをたたいたりしてリズムに乗っていました。

 

 

● 「またやりたい」

演奏を終え、笠間さんは「子どもたちがいつもと違う刺激を感じてくれていたらうれしい。様々な苦労を乗り越えている重心児の親御さんも、反応が良かったので喜んでくれたかな」と満足げで「またやりたい」と来年も企画する考え。障がいを持つ親せきがいるという三原さんは子どもたちと近い距離で楽しく演奏できたのを喜び「反応してもらえたのがうれしかった」と充実した表情。重心児の母でもある笠間理事長は、たん吸引をしなければならないので静粛なコンサート会場には連れて行きにくいと語り「今回子どもたちが本格的な演奏を聴く経験ができてよかった」と喜んでいました。

 

【関連情報】

<ままはーと>
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