新卒者は、医和生会の泉成美さん(社会福祉主事)と猪狩翼さん(介護職)、社会福祉法人いわきの里の会川栄次さん(介護職)と田子大地さん(介護職)。医和生会から山内俊明理事長、熊倉健二理事、吉田剛医療・介護統括本部長、吉野泰基顧問、いわきの里から村井弘施設長らが発表に耳を傾けました。
↑● 泉さん「初心、何年経っても忘れない」
志望動機では、入院中に「家に帰りたい」と言った祖父が、帰宅した時にうれしそうな表情を見せた思い出などを語り、医和生会の在宅医療や福祉の取り組みに共感したと話しました。3年後の目標は「ご利用者様から『この人が担当でよかった。元気が出た』と思われる人になりたい」。そのためにも自主勉強を重ね、講演会などにも積極的に参加したいと意気込み、「『お年寄りの在宅生活をよりよいものにしたい』という初心を何年経っても忘れないようにしたい」と決意しました。
↑● 猪狩さん「疑問はすぐ先輩に尋ねる」
医和生会の施設見学をした時に、訪問看護や介護を深く知り「一人でも多くの人を助けたい」と思ったのが志望動機。3年後は「後輩の見本になり、ご利用者様から信頼される人になりたい」と述べました。「小さなことでもメモを取って、疑問はすぐに先輩に尋ねるようにしたい」と行動目標を語り、「まだ分からないことが多いが、医和生会に貢献したい」と発表しました。
↑● 会川さん「社会福祉士の資格取得目指す」
高い介護技術と知識を身に着けたいと、入職を決意しました。「新人に根気強く何度でも繰り返し指導できるような、器の大きい介護職員になりたい」と3年後の自分をイメージ。ご利用者様から「一緒にいて心地よい」と思われるように努力し、社会福祉士の資格取得を目指すことも宣言しました。「この年齢(43歳)でもステップアップできる職業だと思う。慌てず焦らずに、まずは一つ一つ業務をこなしたい」と述べました。
↑● 田子さん「いつも笑顔を絶やさない介護士に」
昔、祖父が倒れて介護の力不足を痛感した体験談を披露し、介護に興味を持ったという志望動機。いつも笑顔を絶やさずに介護職に従事していたいと、将来の自分を描きます。メモを取って、先輩の知識を奪うように身に着けたいとも。分からないことは先輩に聴いたり相談して行動したいとし、「少しずつ物事を覚えて、自立できるように頑張りたい」と抱負を述べました。