● 2015年10月にカフェ誕生
「若者の会」は2014年11月、「認知症予防フォーラム in いわき」の開催協力をしたメンバーの有志で結成。会長で作業療法士の水野智章さんが、当時いわき市にまだなかったという認知症カフェを開こうと呼び掛け、共感した有志が集まりました。「カフェ」は2015年10月にスタート。会場では、水野さん、社会福祉士、介護経験のある会場レストラン店長のメンバー3人が、認知症者や介護者の悩みに耳を傾けたり、アドバイスしています。
● 「もっと広めたい」
参加者の呼び掛けに悪戦苦闘している「若者の会」。メンバーは「チラシを渡しても、相手から『私が認知症に見えますか?』と言われてしまう」といい、認知症カフェのPRの難しさを話します。それでも、介護の悩みを聴いてくれる人が近くにいると住民に思われるよう、開設当初から正月を除き、欠かさず開催しています。回覧板を利用したり、民生委員らに紹介したりするなどの広報活動も検討しているという水野会長。「もっとカフェを広めていきたい」と目標を話しています。「若者の会」はいわき市のホームページでも紹介されています。
【「高齢者を支援する若者の会」の認知症カフェ】
日時:毎月第1土曜日の午前10時半から2時間ほど
場所:レストラン吉福(福島県いわき市平東町5-1)
参加費:無料
事務局:吉福(0246-22-0886)