いわき市にある医和生会(いわきかい)小規模多機能型すばるの避難訓練が16日に開かれました。職員はご利用者様の安全な誘導法や避難ルートなどを確認したほか、毛布と物干しざおで代用する応急担架づくりにも挑戦し、緊急事態に備えました。
本記事は2017年に実施した「応急担架づくり」ですが、このような訓練は現在も毎年実施しております。

↑応急担架でご利用者さまを慎重に担ぐ職員● 4班体制 「落ち着いて」と誘導
浴室前の清掃タオル保温庫から出火したと想定。ご利用者様には事前に避難訓練の実施を伝え、職員は「初期消火」「誘導」「救護」「通報」の4班を編成して訓練に臨みました。ホールにいた職員が異臭に気づき、「煙が出ています!」と周囲に呼び掛け。消火器を運んできた職員が消火できないと判断すると「初期消火失敗!避難してください!」と大声を上げ、係の職員が119番通報。職員はご利用者様を慎重に車いすに乗せて外へ誘導し、歩行できるご利用者様には「落ち着いてください」と支えながら避難しました。職員9人はご利用者様10人を、5分以内に安全に避難させました。
● 応急担架づくりに挑戦
訓練後、職員は応急担架の作り方を確認しました。試しに担がれた職員は「包まれた感じがして苦しくない」と感想。その後ご利用者様を担架に寝かせて慎重に持ち上げ、その感触を確かめていました。このほか、楽に人を背負う方法や、二人一組で搬送する方法も実践的に挑戦しました。
↑挑戦した応急担架の作り方(総務省消防庁作成の教材「チャレンジ 防災48」(http://open.fdma.go.jp/e-college/bosai/all.pdf)より。総務省から転載許可を得て引用しております)
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