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投稿:2017年05月23日更新:2019年09月17日

59. ケアの悩み 聞いて・6月12日にいわき初のケアカフェ

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● 「相談場所」「顔の見える関係づくり」必要
「ケア・カフェ」のホームページによると、2012(平成24)年に北海道旭川市で誕生。代表を務める緩和ケア専門の医師が、医療、介護、福祉、法律、教育、飲食店、コンビニなど人間の人生の「ケア」に関わるあらゆる人が話し合えたら有意義だろうと始めたのがきっかけ。全国に約150カ所あり、福島県内には福島、郡山両市に計2カ所あります。いわき市で企画されたいきさつは、主催する平地区介護支援専門員交流会が、お年寄りの在宅生活を支援するための課題を検討した結果「日ごろの困りごとの相談場所」「顔の見える関係づくり」が必要と考え、同交流会の有志10人が準備を進めています。

● 活発な議論になるようルールも
「ケア・カフェ」のルールは、「参加者全員が意見を出す」「お互いを尊重し、考えを認め合う」「節度と時間を守る」。さらに、医師や歯科医師など専門性の高い参加者には、「議論をコントロールし過ぎない」「専門用語を使い過ぎない」「知らないことは教えてもらう」など、現場の看護や介護、福祉職の参加者には「分からない点はすぐ確認する」「現場感覚を大事にする」「節度やプライバシーを守る」など、活発で有意義な議論になるよう、それぞれの注意点もあります。

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↑山内クリニックの待合室にもケアカフェのポスターが掲示されています

● 「気軽に参加して」
来月12日のカフェのテーマは「認知症」。参加者は、4~5人のグループを決められた時間ごとに席替えし、多くの人と会話を楽しみながら情報交換できます。参加費は無料で菓子が用意されますが、コーヒー1杯に50円の寄付を募ります。主催するメンバーは「医療福祉事業所には案内を送ったが、どれほど参加者が集まるかまだ見通しが立たない」と集客面に不安も。それでも「カフェを訪れるように気軽に参加してほしい」と呼び掛けます。今後は「定例化して2カ月に1回開催したい」と話していました。

【いわきでのケア・カフェ】
日時:2017年6月12日午後1時半から3時半
場所:クロスカフェ(福島県いわき市平字尼子町2-7)
電話:0246-23-5490
事務局:0246-22-1174(平地区包括支援センターhttp://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000000098/index.html)

【ケア・カフェ事務局】
ホームページ:https://www.carecafe-japan.com/