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2017年06月24日

ボランティア訪問 地域の話題 障がい福祉

83. 障がい者もお年寄りも 楽しく汗・訪問ヨガ教室主宰の藁谷さん

「お年寄りや障がい者にもヨガで体を動かしてほしい―」。いわき市で訪問ヨガ教室「Re.yoga Lotus(リ・ヨガ・ロータス)」を主宰する藁谷弘子さん(43)は、若者からお年寄りまで幅広くヨガを指導しています。生徒には90代もおり、無理なく汗を流せるのでお年寄りにも好評。寝たきりの方も含めた自宅訪問レッスンもできるといいます。先月からは障がい児施設でボランティア指導も始めました。軽運動で集中力向上や心の安らぎなどの効果もあるという「ヨガ」。「激しい運動ができない」「辛くて続かない」というお年寄りらのために、「訪問リハビリ」ならぬ「訪問ヨガ」として、介護や福祉の現場でも存在感を発揮しそうです。

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↑子どもたちにヨガを教える藁谷さん(左)=2017年6月21日、いわき市内の障がい児放課後デイサービス施設

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● 震災後、活動広がる
元々ヨガに興味のあった藁谷さんは2008年、市内の教室で初めて習いました。その2年後に講師が引っ越して教室が解散したのを機に、本格的に学びたいと都内のインストラクター養成学校に入学。週1、2回のペースで10カ月間都内に通学するかたわら、ママ友にヨガを教えるため「リ・ヨガ・ロータス」を2010年12月に設立しました。インストラクターの資格は2011年2月に取得。その翌月に東日本大震災が発生。福島第一原子力発電所の事故により屋外で遊ぶことが不安視された当時、「子どもたちに体を動かしてほしい」と思った藁谷さんは、発災から1カ月後、集会所で子どもたちにヨガを教え始めました。次第に幼稚園、小学校、公民館などから依頼が増え始め、スタジオを持たない出張ヨガ教室として活動の幅を広げていきました。

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● 1日2、3件の教室
現在は週5日、1日2、3件のペースでヨガを指導。主にエリアはいわき市内ですが、時には南相馬市にも。大型スーパーマーケットや道の駅のキッズルーム、病院、寺、公民館などあちこちで教えています。

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● お年寄りにも好評
障がい者や寝たきりの人向けの指導法も学んでいる藁谷さんは、スポーツ好きの若者だけでなく、障がい者でもお年寄りでも柔軟に指導ができます。生徒の最高齢は92歳。一つのポーズをするだけでも負荷を強弱にコントロールでき、寝たきりやいすに座ってでもできるので、体の弱いお年寄りでも楽しめます。お年寄りからは「ヨガをした日はぐっすり眠れる」「普通の体操はできないけど、ヨガならできる」などと好評だそうです。個人宅への訪問指導もでき、寝たきりのお年寄りでも楽しんでじんわりと汗をかくきっかけになるかもしれません。

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● 障がい児にボランティア指導
藁谷さんは21日、いわき市内の障がい児の放課後デイサービス施設をボランティア訪問し、児童約10人にヨガを教えました。「ポーズのまねっこをします!」「吸ったり吐いたり、呼吸の練習をします!」と呼び掛ける大谷さんは、基本ポーズや呼吸を披露。カエルのポーズでは、子どもたちはカエルのようにジャンプしてはしゃぎます。ふんばるようにかがむ「グー」、手を交差する「チョキ」、両手を大きく広げる「パー」のそれぞれのポーズを覚えた後に、そのポーズでじゃんけんするヨガも楽しみ、子どもたちは笑いながら元気に体を動かしていました。

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● 「指導者を育てたい」
子ども対象のヨガボランティア活動「サンキッズヨガ」にも取り組んでいた藁谷さんは先月、その活動を母体にヨガボランティア団体「うみかぜヨガ」を生徒有志とともに設立。来月7月には、親子や子どもを対象にしたイベントも企画されています。藁谷さんは「多くの人にヨガを伝えたいが、1人だと限界を感じる。今後は指導者を育てたい」と目標を話していました。

【リ・ヨガ・ロータス】
お年寄りでも障がい者でも、ヨガに興味をお持ちの方はご連絡を取ってみてはいかがでしょうか?自宅への訪問レッスンも可能だそうです。
メールアドレス:re.yoga.lotus@gmail.com
フェイスブック:https://www.facebook.com/Yogawaragai/?fref=ts
※ホームページは2017年6月23日現在未設置。