↑いわき市のホームページで公開されている「市地域包括ケア推進会議」の構成図。昨日投稿した記事で紹介した「中地域ケア会議」は、図の中間にある市内7地区で開かれている会議。今回の「健康と生きがいづくり」部会は、図の上部にある全市レベルの「市地域包括ケア推進会議」がつくる3部会のうちの一つです。
● 本年度の委員は12人
超高齢社会に向け、住み慣れた場所で暮らし続けられる地域づくりを目指す「いわき市地域包括ケア推進会議」では、2015(平成27)年度から、「健康と生きがいづくり」「生活安全(認知症)」「医療と介護連携」の計3部会を設置して話し合いを続けています。市地域包括ケア推進課が主催。「健康と生きがいづくり」部会では、短期集中で自立支援できる介護予防サービスをつくるために委員から意見を集約、プログラムの具体化や実施方法を検討してきました。これまで「支援会議」を計3回試行し、準備を進めてきました。本年度の委員は12人(※)。
※
本年度の作業部会委員職種
アドバイザー 1人 医師
委 員 12人 薬剤師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士、
歯科衛生士、地域包括支援センター職員 各1人
地域包括ケア推進課職員5人
● 「支援会議」の在り方を協議
この日の部会には、10人が出席。事務局が冒頭、「介護予防ケアマネジメント支援会議(仮称)」の案について、アドバイザーとなる専門職種、会議の開催頻度、対象者像、今後のスケジュールについて説明しました。協議では、対象者を要支援のお年寄りだけでなく、要介護1、2にも広げる提案がありました。提案した委員は、デイサービスに通うことが目的となっているお年寄りもいるといい、ケアプランが実際自立支援に資するものになっているか、改善点をアドバイスすることも効果的ではないかと意見。このほか、対象者の中には、うつなどのお年寄りも含めた方がいいという考えも。「支援会議」は公開の方針で、市内各地で開いた方が関係者も参加・見学しやすいという意見も出ました。同部会は来月と9月にも開催予定で、今秋のスタートに向けて協議を続けます。
【いわき市地域包括ケア推進会議のこれまでの議事録】
市ホームページ:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000000097/index.html
【市地域包括ケア推進会議関連の記事】
https://iwakikai.jp/blog/?c=%e3%81%84%e3%82%8f%e3%81%8d%e5%b8%82%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e5%8c%85%e6%8b%ac%e3%82%b1%e3%82%a2%e6%8e%a8%e9%80%b2%e4%bc%9a%e8%ad%b0