● 3チーム編成で活動
一打の会は約20年前、3人ほどでスタート。市内のイベントで公演を重ねるうちに「わたしもやりたい」というメンバーが増え、現在は「木蓮組(もくれんぐみ)」と「仁風(じんぷう)」の2つの大人グループと、親子チーム「チル打れん」の計3組を編成できるまでになりました。毎週木曜日、練習所とする貸倉庫でけいこ。月2、3回はイベントなどに出演し、平地区での恒例となった音楽の祭典「街なかコンサート」にも登場しています。
● 太鼓を連打 「よー」「せー」「はッ」
「いきいきはうす」の夏祭りでは、30~50代でつくる「木蓮組」10人と、園児から中学生とその親でつくる「チル打れん」8人が出演。演奏前に、「チル打れん」の子どもたちがご利用者様と握手してあいさつを交わすと「かわいいね」「頑張って」とエールを受けます。青、黄色、緑、赤などのオリジナルTシャツを着た「チル打れん」と、はっぴに細い鉢巻き姿の「木蓮組」は、「よー」「せー」「はッ」などと掛け声を上げてばちをたたきます。軽快な小太鼓のリズムと横笛の音色に重厚な大太鼓の響きが重なると、手を叩いてリズムを取るご利用者様も。うちわ太鼓をたたきながら飛び跳ねる演舞もあり、会場は盛り上がりました。
● 夏はお祭りに引っ張りだこ
今夏は毎週末、福祉施設やお祭りで公演予定があり、引っ張りだこの「一打の会」。今月6~8日に平地区で開催される「たいら七夕まつり」にも出演(※出演情報は記事後)し、暑い夏を熱く盛り上げます。木蓮組のリーダー・本田洋平さんは「和太鼓の魅力を広く伝えたい」と今後の目標を話していました。
【一打の会】
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/mi520desuka
<七夕まつりの出演情報>
日時:2017年8月6日午後7時10分からと7日午後7時から
場所:ティーワンビル(福島県いわき市平字1町目1)前の公園