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投稿:2017年08月12日更新:2021年05月12日

多職種連携・地域連携

118. ケアマネジャーになるぞ!・10月試験に向け対策講座

介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験生を応援する「受験対策講座」が9日夜、いわき市の内郷コミュニティセンターで開かれました。去年の全国と福島県の試験合格率はそれぞれ13.1%、11.9%でしたが、同講座受講生の合格率は28.94%で健闘しました。介護プランを提案してお年寄りたちを幸せにするという夢をかなえるため、受験生は10月の試験に向けて勉強に励んでいます。

● 今年の試験は10月8日
ケアマネジャーとは、要介護者に介護サービスを提案し、自立するためのケアプランを作成、市町村や施設などとの連絡調整をする専門員です。ケアマネジャーになるには、保健医療・福祉分野(医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士など)で5年以上の実務経験を積んで「実務研修受講試験」の受験資格を取得、それに合格して実務研修課程を修了し、専門員証の交付を受けなければなりません。今年の「介護支援専門員実務研修受講試験」は10月8日に全国一斉開催。福島県ではいわき、福島、郡山の3市4会場で開かれます。去年の全国の受験者数は12万4585人で、福島県の合格者数は275人でした。

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● 市ケアマネ連絡協が講座を主催
受験対策講座は、いわき市介護支援専門員連絡協議会が、いわきのケアマネジャーの合格者数を増やそうと毎年主催しています。18年目の今年は、医和生会の職員2人を含む34人が講座に登録し、6月から今月16日まで計6回開講。同協議会メンバーのケアマネジャーの指導で、受験生は介護保険制度改正のポイントなどをテーマにした講義や、全国統一模擬試験を受けました。

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● 予想問題「糖尿食の調理は生活援助?」
9日の講座は受験生23人が出席。「介護支援」「福祉サービス」「保健医療サービス」の3分野の予想試験問題を解きました。問題は、○×で回答する二択形式。「介護老人保健施設の新規入所者は、原則として要介護3以上となった?」「介護保険施設入所者の施設サービス計画書は、施設の計画担当介護支援専門員が作成しなければならない?」「糖尿食の調理は、生活援助に含まれる?」「栄養状態の評価は、ヘモグロビンの値で行う?」など計129問に真剣な表情で挑戦。解答後、講師のケアマネジャーから解説を受けながら答え合わせをしました。

<記事中の問題の解答>
「介護老人保健施設の新規入所者は、原則として要介護3以上となった?」 ×
「介護保険施設入所者の施設サービス計画書は、施設の計画担当介護支援専門員が作成しなければならない?」 ○
「糖尿食の調理は、生活援助に含まれる?」 ×
「栄養状態の評価は、ヘモグロビンの値で行う?」 ×