いわき市勿来地区のいわき支援学校くぼた校の生徒がこのほど、勿来高生とボランティア清掃して勿来海水浴場をきれいにしました。
● 両校1年生約60人がごみ拾い
くぼた校は2015(平成二十七)年4月、県内で初めて高校内に開校した高等部のみの県立特別支援学校(知的障がい)。同じ校舎内の勿来高と積極的に交流し、運動会やお茶会、くぼた校祭、エアバッグを使った製品作りなどで関わり合っています。去年は悪天候で実現できなかった合同海岸清掃は、くぼた校が勿来高のボランティア日程に合わせて9月20日に開催。両校とも1年生で、くぼた校生が11人、勿来高生約50人が汗を流しました。
● ごみ袋をいっぱいに
くぼた校生は学校から約1時間の道のりを海水浴場まで歩いて向かいました。道中も熱心にごみを拾ったため予定時間を過ぎて到着。すでにペットボトル、発泡スチロール、空き瓶、空き缶などでいっぱいにしたビニール袋を手に、先にごみ拾いをしていた勿来高生とあいさつを交わして合流しました。ごみは落ちてないか目を凝らしながら砂浜や岩場を歩き、トングを伸ばして拾っていました。くぼた校生は「いろんなところにごみが落ちていて、拾うのが大変だった」と充実した表情を浮かべていました。
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