●失敗から学ぼう
生活相談員として、ケアマネジャーや家族様との連絡、宿泊調整をする草野は、家族様への確認不足で、利用者様やスタッフにも迷惑をかけた失敗を振り返ります。「それからは、利用者様の様子は、些細なことでも必ず家族様と連絡を取り合う」と話し、「利用者様や家族様との信頼関係が大切」と強調しました。泉は、認知症の利用者様とうまくコミュニケーションが取れずに悩んだ経験から「時間を見つけては介護記録を読み、1人1人を理解するために努めている」と話しました。新入職員から「認知症の方に、あいさつをしただけで『うるさい!帰れ』などと言われて落ち込んだ。どのような関わりが良かったのか?」と質問され、泉は「求めている距離感も人それぞれ。丁寧に接してほしい方もいれば、家族のように接してほしい方もいる。先輩スタッフに、その方にはどのような関わりが合っているのか聞いてみて。必ず教えてくれる」とアドバイスしました。
●今後の目標も
今後の目標について、草野は「サブリーダーとして、指導力を身につけたい」、泉は「資格取得に向けて勉強したい」と語りました。地域連携や法人内外のイベント企画に携わる皆川は「スタッフの想いを実現して、モチベーションアップに貢献したい」と話し、昨年9月にショートステイで行われた「アニマルセラピー」は「動物との触れ合いで、利用者様を喜ばせたい」という泉の想いを実現したイベントだったと説明。ボランティア団体との連絡、調整などで泉をサポートした皆川は「『こんなことができたら楽しいだろうな』『やってみたい』と思ったら書き留めて。先輩や上司、私でもいいので相談してほしい」と呼び掛けました。