当法人のマラソン愛好家でつくる「医和生会RC」は来月24日、茨城県ひたちなか市の「ひたち海浜公園リレーマラソン」に出場する。1周2キロの周回コース計42.195キロをたすきをつないで走り、今回3回目の出場。前大会で後塵を拝したときわ会様(いわき市)に胸を借りる思いでリベンジを期し、今年こそ目標の3時間切り(サブ3)を目指す。いわき市内でこのほど行われた練習では、各選手が順調な仕上がりをアピール。監督の鈴木直樹(居宅介護支援事業所)は「サブ3を達成できなければ監督を引退する」と宣言し、背水の陣でレースに挑む。(記事末尾に練習の動画)
● マラソン愛好職員8人エントリー
今回出場する「医和生会RC」の選手は鈴木を筆頭に、菅波成年(通所リハビリテーション)、西山将弘(地域連携・企画広報課)、芳賀諭(居宅介護支援事業所)、佐藤大(きらくデイサービス)、菅野翔平(やがわせデイサービス)、草野一生(ショートステイ)、向川滉希(きらくデイサービス)の計8人。陸上経験のない素人集団だが、走るのを愛する職員がそろっている。去年はサブ4ランナー(フルマラソン記録4時間切る)でつくる3本柱の一角・西山が欠場し、2年前よりもタイムを落とす3時間10分50秒で涙をのんだ。今年は鈴木、菅波を含めた3本柱が再びそろい、期待のルーキー・向川の加入で目標のサブ3を期す。
● ルーキー、存在感アピール
21世紀の森公園で行った10月2日夜の練習には7人が参加。2.5キロ走、坂を使ったビルドアップ走などのメニューをこなした。去年2.5キロを走り切れなかった佐藤は完走でき、各選手が成長をアピール。果敢なスタートダッシュを決めた芳賀は中盤失速しながらも粘りを見せ走り切った。菅野は最後までペースを保ち、安定感は健在。向川はチーム1のスピードスター・菅波にくらいつく脚力を披露。広報部長を務める小林悟(居宅介護支援事業所)は撮影係となり、選手の走りをカメラに収めた。鈴木は「久しぶりに集まり仕上がりを確認したが、予想以上のでき。各選手の気迫も十分伝わってきた」と振り返った。
● 「今年こそ必ずリベンジ」
「ひたちなかリレーマラソン」は選手の走る回数が無制限のルール。本番は3本柱を軸にした布陣で挑む。サブ3達成にはまだ伸びしろ十分な若手選手の底上げが必須。選手は「とみおか復興ロードレース大会」(10月14日・富岡町)に出場するなど、本番に向けて調整を進めている。向川は「監督を辞めさせない」と燃える。鈴木は「過去最強のメンバーがそろった。多少のトラブルは層の厚さでカバーできる。仲間を信じ、今年こそ必ずリベンジする」と進退を懸ける。
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「去年のひたち海浜公園リレーマラソン」 2018年12月7日投稿:https://iwakikai.jp/blog/400/