当法人医和生会のケア事例発表会「在宅看取りの実践と課題」が11月18日(月)午後6時半から、いわき市平競輪場サイクルシアターで開かれます。当法人の岩井里枝子医師が基調講演するほか、終末期の療養生活を幸せにする医和生会の医療と介護を伝えるため、3職員が実践した支援を発表。本番に向け、発表者は毎週リハーサルを重ねています。
● 3人が事例発表
ケア事例発表会は今年で5回目。岩井医師は「『笑って死ねる在宅療養』を目指して」をテーマに基調講演します。ケア事例発表者は山内クリニック診療科の看護師・鈴木由紀子、居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)・小林悟、小規模多機能型居宅介護すばるの看護師・高山寿子の計3人です。
● よりよい発表を目指してリハ
当法人の会議室で10月30日に開かれたリハーサルには、山内俊明理事長のほか、役員や管理者らも聴講。各発表者は持ち時間も考えながら、訪問診療を支える同行看護師の役割や、終末期の治療判断に悩むご家族の支援、小規模多機能型施設での看取りをそれぞれ語りました。聴講者からは医和生会ならではのケアを考えさせる助言や、言葉の表現、使用する写真、グラフに関する細かい指摘も。「最初ホームランだと思ったらフェンス直撃の2塁打」という表現で「もう一歩」の奮起を促された発表者は、ご家族との関わり方をもっと深く振り返る大切さを確認していました。
【医療法人医和生会 第5回ケア事例発表会】
日時:2019年11月18日(月)18:30~20:30
場所:いわき市平競輪場バックスタンド3階サイクルシアター(福島県いわき市平谷川瀬西作1)
入場料:無料
申し込み締め切り:11月9日
参加申し込み先:地域連携・企画広報課<電話>0246-21-5633 <FAX>0246-37-7571
その他:当法人各事業所の管理者と交流・相談できる場も設けております。
【去年のケア事例発表会の記事】
「『死に方を識(し)る』・山内宏之医師の基調講演」 2018年9月21日投稿:https://iwakikai.jp/blog/694/
「老老介護の患者にケア・訪問看護師」 2018年9月22日投稿:https://iwakikai.jp/blog/692/
「在宅復帰を実現・介護職員の菅沼」 2018年9月25日投稿:https://iwakikai.jp/blog/690/
「ケアプロで自立支援・いわきの里」 2018年9月26日投稿:https://iwakikai.jp/blog/688/