● ワークショップ、相談窓口 オランダから善意も
いわき市内の出産・育児支援に関わる18団体(※1)でつくるネットワーク「こども♡あいネット」と、会場の「アリオス」が主催。6回目の今回は、13ブースが並びます。ワークショップでは、牛乳パックを再利用したミニかご、絵を描きシールを貼ったオリジナルキーホルダー、新聞紙を使ったアクセサリーなどを作るコーナーが設けられました。相談窓口では、出産・育児、アレルギー、転入の孤立、放射能測定、病児保育など、様々な悩みに応えるブースが設置されました。そのほか、パスカルの原理を応用したおもちゃ「浮沈子(ふちんし)」で遊べる科学教室、子宮に見立てた白い大きなネットに入る胎児体験、親子ヨガ教室なども。さらに、東日本大震災を機にオランダでいわきを支援している「オレンジハート♡」(※記事末尾に関連情報)のメンバーも訪れ、オランダ版クリスマス「聖ニコラース祭」にちなんだプレゼントを子どもたちに届けました。
● 一足早いクリスマスムードも
開会に先立ち、「子育てポピークラブ」がハンドベルやフルートの演奏に合わせてクリスマスソングを合唱して盛り上げます。スタッフは赤い三角帽子をかぶり一足早いクリスマスムードを演出。内郷地区のゆるキャラ「徳ひめちゃま」も登場すると子どもが集まり、記念撮影に応えます。乳児を抱っこした母親は、スタッフからハンドマッサージを受けながら悩みに応えてもらっていました。会場内の託児所に子どもを預けた来場者はゆっくりと会場内を回って情報収集します。ワークショップの子どもは真剣な表情でミニかごを作り、完成して周りから「上手」と拍手が起こると照れ笑いを浮かべていました。
【関連情報】
「オレンジハート♡」
・ブログ(2017年11月2日投稿の記事では、この日のプレゼントのためと思われる寄付を募った呼び掛けがなされておりました。オランダからの想いと善意はいわきの子どもたちにしっかりと届けられましたね):http://www.orange-heart.nl/?lang=ja
・フェイスブック:https://www.facebook.com/1000WenspopjesVoorJapan