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2019年03月04日

終末期・終活 地域講演

525. 事故物件に住む芸人がトークライブ・「孤独死」テーマ

芸人・松原タニシさん(36)のトークライブがこのほど、いわき市総合保健福祉センターで行われました。殺人事件や孤独死の遭った部屋での怪談話を披露したほか、医師と市職員を交えたクロストークも。来場者約200人は「孤独死」の在り方を考えました。

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● 松原さん これまで事故物件7カ所で生活
松原さんは30歳の時にテレビ番組の企画を機に、殺人事件や自殺、孤独死などが遭った事故物件7件で生活。怪談の著書を出版し、関西を中心に活動しています。クロストーク「看取り2.0 『“孤独死”のアップデートは可能か』」では松原さん、竹林貞吉記念クリニックの松田徹医師、市地域包括ケア推進課の猪狩僚主査が「孤独死」をテーマに考えを共有しました。

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↑事故物件での生活体験を語る松原さん

● 体験交えた怪談話
トークライブで松原さんは「幽霊がカメラに映ったらギャラがもらえる」という番組の企画に挑み、「大阪殺人 事故物件」と検索して見つけたマンションに住んだ初の事故物件の体験談を披露。恐くて寝られなかった初日の深夜2時、知り合いから電話が掛かり「カラオケにおるんか?女の歌声が聞こえる」と告げられ、翌朝カメラの映像を確認すると「オーブ」と呼ばれる白い火の玉が映り、その日マンションを出た途端に人生初の交通事故に遭ったという不運を語りました。その後、畳の下に血こんの残る部屋、過量服薬で事故死した部屋、父の後追い自殺が遭った部屋などの様子や、事故物件を扱う特殊清掃のバイト体験談などを披露。離婚してから一人で暮らし孤独死した男性の部屋に、その娘と一緒に訪ねた話も。ユーモアを交えて語り、「死」を考えるきっかけを提起しました。

● 孤独死を考える
クロストークで登壇者3人は、一人暮らし世帯や孤独死が増えている状況や、孤独死の看取り現場などをテーマに意見を共有。元気なうちにどう終末期を過ごしたいかを家族と語る重要性、死ぬ時は一人でも心で誰かとつながっている尊さにも触れました。「孤独死を寂しいと思わなくていい」と語る松原さんは過去、余命が短いにも関わらず心霊スポットを巡るファンから「来年は幽霊になって会談を見に来る」と明るく声を掛けられ、死の寂しさを感じなかったというエピソードを披露、「幸せに死ぬ人生の終わり方を考えていきたい」と閉めました。いごくBOXが2月20日に主催。