● 初心者から体育会系まで
畠山監督は仙台育英高野球部で2年生から四番を任され春夏甲子園に出場し、立命館大野球部でも鍛えた実力。注目選手では、聖光学院高野球部で甲子園出場した四番と小中学生時代にバッテリーを組んでいた捕手・草野一生(ショートステイ)。さらに、熱狂的トラ党の岩井淳一医師、大学まで野球を続けた佐藤大科長代理(きらくデイサービス)、体育教諭だった村井弘施設長(いわきの里)、ソフトボール初心者ながら高校時代に柔道個人で県2連覇を果たした泉成美(ショートステイ)も参加。野球を始めたばかりという職員の子どもや初心者も一緒に汗を流しました。
● 元気に打って守って走って
グラウンドに集合し、畠山監督が「職員同士の距離がもっと近づいて親睦を深めてほしい。『部』という堅い気持ちでなく『愛好会』のつもりでやりましょう」とあいさつ。村井施設長はけがの注意を呼び掛けつつも「けがをしても医師がいる」とメンバーから笑いを誘いました。キャッチボールでは、経験者が初心者に「いい感じ」と投球フォームをアドバイスします。内野のポジションに分かれての守備練習では、畠山監督がノック。前進してゴロを処理した好プレーには「ナイスプレー」と周りの選手が拍手を送ります。捕球できるまで連続ノックを受けガッツを見せた児童は「ありがとうございました」と充実した表情を浮かべていました。ミニゲームも行われ、ホームランを打つ選手も。球場に「カキーン」と心地よい打球音が響き、選手はさわやかな汗を流していました。
● 「職員同士のつながりをつくってほしい」
選手は「楽しい」「気持ちに体が付いていかない」「これを機に継続したい」などと感想。岩井医師は「ゆくゆくは試合がしたい」と気合十分。畠山監督は「スポーツを通して職員同士が横のつながりをつくってほしい」と話し、次の活動は年明け以降を予定しています。