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投稿:2017年12月18日更新:2019年12月05日

208. 「介護予防ケアマネジメント支援会議」どうだった?・「ケア・カフェ」で参加者が共有

いわき市の医療・介護福祉者が交流し情報交換する場「ケア・カフェ」がこのほど、同市平地区のクロスカフェで開かれました。北海道旭川市発で全国的に広まった「ケア・カフェ」は、いわきでも今年6月に初めてスタートし今回で3回目。今秋始まった専門職者がケアプランの助言をする「介護予防ケアマネジメント支援会議」の説明や、その会議に出席した介護支援専門員(ケアマネジャー)らの感想が共有されました。主にケアマネジャーと介護施設職員の参加者39人が、手作りスイーツを味わい談笑して親睦を深めました。

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● 自立支援をめざす介護予防ケアマネジメント支援会議
介護予防ケアマネジメント支援会議(※)は、お年寄りが自立した生活を送れるよう、医療や介護福祉関係者でつくるアドバイザーが、それぞれ専門の視点から自立に向けた支援について助言します。ケアマネジャーや介護事業所の職員が、新規要支援1、2などの条件を満たすお年寄りのケアプランを会議に提出し、アドバイザーから助言を受けます。市内で毎週月曜の夜に開催。アドバイザーは現在、医師、薬剤師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士、地域包括支援センター職員の8職種です。


市のホームページ「介護予防ケアマネジメント支援会議について」:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1510534507994/index.html

● 「具体的なアドバイスが聞けてよかった」
今月11日に開かれたケアカフェでは、市地域包括ケア推進課の門馬理沙さんが、会議の目的や概要、現在の取り組み状況、今後について説明しました。その後、ケアプランを提出して会議に参加したケアマネジャー2人が感想を発表。「具体的なアドバイスが聞けてよかった」「痛烈な批判を受けるのではと恐ろしかったが、怖くなかった」「ケアの課題をあらためて認識できた」などと振り返りました。アドバイザーとして参加した地域包括支援センター職員と作業療法士は「会議数日前に受け取る資料をみんなしっかり読み込み、自分の専門分野からどんなアドバイスができるかを考えて臨んでいる」「ケアで心配している点を事前に伝えていると、明確なアドバイスができる」「(ケアプラン提出者は)戦々恐々としている話も聞くが、アドバイザーは優しく言葉を選ぶよう注意している」「会議ではほかの職種の意見も聞け、新たな気付きを得られる」などと語りました。

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● 立食形式で手作りスイーツも
発表後、参加者はコーヒーとスイーツでリラックスして談笑。「介護予防ケアマネジメント支援会議」の感想や、「ケア・カフェ」の説明、事務局スタッフの手作りスイーツの話題などで盛り上がっていました。前回までは着席してテーブルごとで話し合っていましたが、今回は立食形式。今後、どちらのスタイルが望ましいかアンケート結果を踏まえて検討されます。「ケア・カフェ」の主催は平地区介護支援専門員交流会。

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介護予防ケアマネジメント支援会議は2018年1月から、主に福祉関係事業者を対象に傍聴できます。後日、市ホームページ「介護予防ケアマネジメント支援会議開催します」(http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1510534507994/index.html)にスケジュールと「公開」の案内が掲載される予定です。