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2020年02月06日

居宅介護支援事業 コラム コラム - 職員

【コラム21・介護】ケアマネジャーを生業にしていくこと(居宅介護支援事業所・泣き虫ミー子)

●主任介護支援専門員更新研修無事修了!

令和元年度福島県介護支援専門員協会主催の法定研修を修了いたしました。

介護支援専門員、ケアマネジャーと表現したほうがわかりやすいかもしれませんね。ケアマネジャーになるには、実務研修受講試験に合格し、さらに14日間にもおよぶ実務研修を修了しないといけません。(余談ですが、日数もさることながら受講料金もかかります。)

主任ケアマネはケアマネジャーとして一定の要件を満たしたうえで必要な研修を受講修了しないとなれません。私は、主任ケアマネ取得後5年が経過したため、今回全日程7日間の更新研修を受けました。

このように、ケアマネジャーは業務についてからも定期的に法定研修を受講、修了しないと業務継続できないという厳しい決まりがあります。このような資格は大変珍しいと感じます。(医師や看護師などは一度資格取得したあとは、資格自体の更新はありません)

 

●研修中、短い休憩時間は戦場と化す

長期にわたる法定研修では、講義中は電話やメール等の応対は原則禁止です。もちろん遅刻や早退をすると、修了できない可能性もあります。(ですから、約一時間おきに休憩時間が設けられることが多いです。主催者側も受講生の状況をよく理解していて、配慮してくださるのでしょう)

約10分の短い休憩時間は戦場です。トイレを済ませ、必要各所への電話やメール連絡を行います。研修中の休憩時間は、廊下やホール、時にはトイレの順番待ちをしながら電話をしているケアマネジャーもいます。真摯に利用者様に向き合っている姿勢が感じられるシーンです。

各研修時間は平成27年度から増やされました。長時間としたのは、厚生労働省が掲げている「ケアマネジメントの質向上」「地域包括ケア推進」などが大きく影響しています。長い研修時間や定期的な研修参加の義務づけでそれらは達成できるのでしょうか?

短い休憩時間に汗をかきながら各所へ連絡し利用者様へのサービス調整を行っている仲間の姿を見ていると「質の向上」とは何をさすのかと考えさせられます。

 

●災害を振り返って

いわき市は昨年一部地域が水害に見舞われました。約9年前には東日本大震災も経験しています。前回も今回も実感したのは、自分自身が被災してしまえば、利用者様支援どころではないということです。介護保険法では「自立」を謳っています。まさに、災害などの時には「自立」「自助」と「共助」が何より働くのです。自分の利用者様支援の限界を思い知らされるとともに、『利用者様の生活全体がケアマネジャーなしでは成り立たない』そのようなケアプランを立てていてはいけないのだと痛感しました。

厚生労働省が掲げている「ケアマネジメントの質向上」「地域包括ケア推進」はまさしくこのようなときにこそ発揮される「自助」「共助」を推進する役割をケアマネジャーに求めているのだと思います。

長い時間拘束され研修することでその目標が果たされるかは疑問ですが、自身の支援が利用者様やご家族の力をそいだり奪ったりするようなことにならないよう、自分に問いかけながらケアマネジャーとしての仕事を続けたいと感じた7日間でした。

 

医和生会居宅介護支援事業所:https://iwakikai.jp/service/support/