医療や福祉関係者が交流するいわき市平地区の「平在宅療養多職種連携の会」の忘年会がこのほど、同地区のタローズカフェで開かれ、参加者が今年1年を振り返りながら親睦を深めました。
● 今年印象に残ったことは?
医師、歯科医師、薬剤師、介護支援専門員(ケアマネジャー)、訪問看護師、作業療法士、市職員ら約35人が参加しました。山内俊明会長(当法人医和生会・理事長)が今年一年を総括し、出席者に印象に残った出来事を質問。ある歯科医師は平地区中地域ケア会議が主催した「いごくフェスでの声掛け訓練」(※1)、ある薬剤師は「平在宅療養多職種連携の会」でのアロマテラピー講座(※2)、ある医師は「全部」と振り返り。山内会長の乾杯で開宴しました。
※1
「いごくフェスでの声掛け訓練」 2018年9月14日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-559.html
※2
「多職種連携の会でのアロマテラピー講座」 2018年5月25日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-479.html
● 「今年女優デビュー」
利用者のケアを議論するケアマネジャーと地域包括支援センター職員の真剣な姿もあれば、酒を酌み交わし笑い話で親交を深める参加者も。初参加者は名刺を配ってあいさつし、ほかの職種の方々と情報交換していました。ある薬剤師は「今年女優デビューした」と振り返り、今月の市民公開講座で在宅医療を伝えた「劇団たっしゃか」の舞台(※3)を思い出していました。
※3
「劇団たっしゃかの公演もあった『市民公開講座』」 2018年12月6日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-625.html
● 来年は何をしますか?
先月閉店した「共立理容店」を取り上げた当法人の記事(※4)について、同店のオーナーは、記事掲載を機に閉店を惜しむ多くのメッセージを受けたと語り、あらためて閉店を回顧していました。外出困難なお年寄りの増加の話題で、ある作業療法士は「商品を選んだりする買い物の過程が大事」と、他者に買い物を依頼しては得られない生きがいの視点を強調。就労支援施設の職員は、障がい者の才能に合わせた就職支援をしたい一方、受け皿が少ないために採用する事業所に合わせて能力開発する葛藤を語っていました。ある医師は認知症サポート医養成研修を来年受講すると抱負。ある薬剤師は来年、40歳の“成人式”に出席する予定があるといい、楽しみにした様子でした。
※4
「共立理容店、42年の歴史に幕」 2018年12月4日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-623.html
【「平在宅療養多職種連携の会」記事】
2018年度:http://ymciwakikai.jp/blog-category-38.html
2017年度:http://ymciwakikai.jp/blog-category-34.html