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2018年12月26日

地域講演 障がい福祉 子育て

476. 里親制度や体験談を聴講・「ふれあいふくし塾」の生徒

福祉の心をはぐくむ「いわき・ふれあい・ふくし塾」が来月1月まで計6回、いわき市平地区のいわき産業創造館で開かれています。高齢者、障がい、育児、ボランティアなどをテーマにした講座を通し、市民が福祉の課題に関心を深めています。12月の講座内容は「里親」。参加者は里親制度を学ぶとともに、里親の体験談や里子の作文に耳を傾けました。

● テーマは高齢者、障がい、育児、ボランティア
「ふくし塾」は市保健福祉課が主催し、市社会福祉協議会が運営しています。本年度は市民76人が参加登録。「地域共生社会の実現に向けて」「日常生活自立支援事業(あんしんサポート)」「知ろう!話そう!楽しもう!ボランティア活動」「発達障がいを理解しよう」などのプログラムで、8月から毎月1回受講しています。講師は「NPO法人地域福祉ネットワークいわき」、市社会福祉協議会、市ボランティア連絡協議会、いわき地区障がい者福祉連絡協議会といった団体の関係者です。

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↑里親制度について説明するいわき里親会の本田会長

● 里親制度を学ぶ
12月15日の講座のテーマは「里親制度でつながる家族のきずな~子どもたちの健全な成長のために」。いわき里親会の本田順一会長ら会員計4人が里親の思いを伝えました。本田会長は里親制度を解説。実親の代わりに社会が養育する「社会的養護」は「家庭養護」と「施設養護」の2種に分類されると説明。「家庭養護」は①里親②養育者を3人以上配置して運営する小規模住宅型児童養育事業(ファミリーホーム)による養育を意味します。いわき市の浜児童相談所管内の登録里親は59世帯で、委託児童は29人(今年11月現在)。「里親」は親権を持たず自治体から手当てが支給され、「養子縁組」は法的な親子関係を結んで手当がないという違いも説明しました。

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● 里親と里子の思い
里親認定の手続きの流れを説明した後、本田会長は自身の里子を養育している体験談を披露し、地域や学校、教諭、児童相談所、行政の支えがあって育てることができたと感謝していました。ほか3人の里親も、それぞれ体験を語りました。里子養育歴13年の里親は「振り返ると、大変さよりも楽しい思い出を与えてくれたプラスの方が多い」と語り「里親が増えて、育てられる環境が整ってほしい」と願っていました。さらにある里子からの作文も読み上げられました。小学生時代に実父が蒸発して実母が暴力的になってしまった辛い経験を経て里親に預けられたといいます。小学校高学年までは荒れて里親に迷惑を掛けたが高校生になって変わったというその里子は「(里親の)お父さん、お母さんは本当に大切な家族。たくさんの愛情をもらった」「家族が一番理解してくれる。わたしは『幸せ者』」と感謝していました。

本年度のふくし塾最終講座は来月26日、「地域の中の支え合い・助け合い」をテーマに開かれ、内郷高坂9区と田人入旅人大字区の関係者が住民支え合い活動の実践例を紹介します。

【関連情報】
「里親について(福島県ホームページ)」:https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21035a/satooya-index.html

「浜児童相談所(福島県ホームページ)」:https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21035a/soudan-hama.html

【関連記事】
「育児・保育関連」:http://ymciwakikai.jp/blog-category-24.html