いわき市の福島県立平商業高等学校の2年生5人がこのほど、当法人の「やがわせデイサービス」と「通所リハビリテーション」で職場体験をしました。3日間の日程の最終日、フラダンスとソフトボールのキャッチボールを披露し、ご利用者様に元気を届ける経験も。将来の目標を考えていた生徒さんは「介護職もいいなと思った」と体験を振り返っていました。
● 3日間の職場体験
5人はいずれも情報システム科の2年生で、遠藤美咲さん、庄司幸代さん、鈴木美優さん、吉田花音さん、青木未優さん。5人のうち2人は「医療事務」、1人は「理学療法士か看護師」をめざし、2人は考え中といいます。職場体験は11月15日までの3日間実施。「やがわせデイサービス」では“先輩職員”の介護を見学したり、お年寄りと触れ合ったり、歩行介助などして介護職員を体験。「通所リハビリテーション」では理学療法士がリハビリ指導する現場を間近で見学しました。
● 特技披露 ご利用者様を盛り上げ
最終日、フラダンス部員が踊りを、ソフトボール部員がキャッチボールを「やがわせ」と「通リハ」で披露。「やがわせ」では、生徒さんが「ふるさと」の曲に乗せてフラを舞うと、しみじみと歌い出すご利用者様も。「緊張する」と笑顔で登場したソフトボール部員は、「パン!」とグローブにボールが収まる鋭い音を響かせ、ご利用者様から「すごい」と驚きの声を受けました。「通リハ」では、「昔(ソフトボールの)全国大会に出場した」と笑顔を浮かべるご利用者様もおり、キャッチボールをワクワクした表情で見つめていました。フラダンスの部員は「一緒に歌ってくれてよかった」と満足げ。将来の目標が決まっていなかった吉田さんは「やがわせ」で介護体験し、「人と関われるから」と介護職に興味を持っていました。
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「四倉高生の介護職場体験」 2018年10月30日投稿:https://iwakikai.jp/blog/577/